外道坊2 [DVD]
「ブラック・エンジェルズ」以来、はらせぬ恨みを晴らす現代版闇の仕置人を描き続けている平松伸二。その比較的新しい作品である「外道坊」の映像化作品第二弾。まずは、シリーズ継続してひと安心、です。
というのもこの作品、普段は任侠もの、レディースものなどを中心にリリースしているGPミュージアム作品ながら、ヤクザものでもなく、エロ要素もなく、さて一体どこの棚に置いてあるの…といった状態で、実のところレンタル店でもほとんど見かけることがない作品となってしまいました。いや、漫画原作のところに置いてよ、と思うけど、漫画原作実写ものただしテレビ劇場公開なし、というのが駄目なのかなあ。
と、何か不遇なこの作品ですが、しかし実際はとても面白い作品に仕上がっており、余計に残念な気がするのです。
主演は、GPミュージアムおなじみのKojiさん(いや、本当は主演は小沢仁志さんですけど、あんまりしゃべらないしw)ですが、脇は木村栄、山本竜二という渋い演技派で固めています。その他、いつものGP作品の面々が出演されていますが、なにやらこれがいつもより全然よい。木村、山本が良いのはもちろんですが、そのほかの面々も任侠ものでの「慣れない関西弁」から解放されているからでしょう。舞台が関東になるだけでこんなに自然になるとは。
ストーリーは、平松原作だけに、まさに現代版必殺仕掛人といったところですが、外道坊では「必殺うらごろし」的にオカルト要素が盛り込まれております。でもここに変に力をいれず、スッキリ演出したのもよかったと思います。いまさら安っぽいSFXはむしろマイナスになりますし好判断。
最近は時代劇衰退もありテレビでなかなか見られなくなった懲悪仕置モノとして良くできており、GP作品でありながら任侠モノのように見る人を選ばない、一般向けの面白い作品に仕上がっています。
それだけに、今後もシリーズが継続されるためにも、もっと多くの人の目に触れるようになってほしいなあ…MXとか独立U系あたりで放送しないかな。妙な国のドラマばっかりやらずにねー。
本作は、十分放送に耐える作品になってるのにな、と思いました。
ごらんになる機会があれば是非おすすめいたします。
というのもこの作品、普段は任侠もの、レディースものなどを中心にリリースしているGPミュージアム作品ながら、ヤクザものでもなく、エロ要素もなく、さて一体どこの棚に置いてあるの…といった状態で、実のところレンタル店でもほとんど見かけることがない作品となってしまいました。いや、漫画原作のところに置いてよ、と思うけど、漫画原作実写ものただしテレビ劇場公開なし、というのが駄目なのかなあ。
と、何か不遇なこの作品ですが、しかし実際はとても面白い作品に仕上がっており、余計に残念な気がするのです。
主演は、GPミュージアムおなじみのKojiさん(いや、本当は主演は小沢仁志さんですけど、あんまりしゃべらないしw)ですが、脇は木村栄、山本竜二という渋い演技派で固めています。その他、いつものGP作品の面々が出演されていますが、なにやらこれがいつもより全然よい。木村、山本が良いのはもちろんですが、そのほかの面々も任侠ものでの「慣れない関西弁」から解放されているからでしょう。舞台が関東になるだけでこんなに自然になるとは。
ストーリーは、平松原作だけに、まさに現代版必殺仕掛人といったところですが、外道坊では「必殺うらごろし」的にオカルト要素が盛り込まれております。でもここに変に力をいれず、スッキリ演出したのもよかったと思います。いまさら安っぽいSFXはむしろマイナスになりますし好判断。
最近は時代劇衰退もありテレビでなかなか見られなくなった懲悪仕置モノとして良くできており、GP作品でありながら任侠モノのように見る人を選ばない、一般向けの面白い作品に仕上がっています。
それだけに、今後もシリーズが継続されるためにも、もっと多くの人の目に触れるようになってほしいなあ…MXとか独立U系あたりで放送しないかな。妙な国のドラマばっかりやらずにねー。
本作は、十分放送に耐える作品になってるのにな、と思いました。
ごらんになる機会があれば是非おすすめいたします。
ザ・松田〜超人最強伝説〜(1) (ニチブンコミックス)
2度目の最期を迎えたかと思いきや、即2度目の復活を果たした松田。
初っ端から某国のミサイルを蹴り落とすわ、それを発射した某独裁者を投げ飛ばすわ、果てはホワイトハウスに殴り込むわ、前作以上にやりたい放題です。この男は、そして作者は本当に恐れを知りません。国際問題や時事ネタもそうですが、主人公の破天荒な無敵っぷりは留まる所を知りません。おまけ漫画では作者の平松先生まで根性を叩き直すとか…。
今の時代、こういった題材はビビって腰の引けた(或いは敢えてそういう方向性でやる)ネタ、もしくはオブラートに包んで遠回しに描くネタがほとんどですが、だからこそこう言う怖いもの知らずで力任せな漫画があって然るべきです。
他の漫画でやるとそれだけで良くも悪くも問題になりそうですが、ザ・松田であればこそ「いんだよ細けぇ事は!」の一言で殴り飛ばしてしまえるのでしょう。
無論、その方向性が合わない人もいます。そう言う人に無理に勧める事もありません。しかし、ザ・松田にはそう言った方面に媚びる事無く我が道を行く所まで行って貰いたいものです。寧ろ、行く所を突っ切って行ってしまって下さい。
でも東堂さんって『牙&ブラック』で亡くなりませんでしたっけ?あ、細けぇ事はいいですね。
初っ端から某国のミサイルを蹴り落とすわ、それを発射した某独裁者を投げ飛ばすわ、果てはホワイトハウスに殴り込むわ、前作以上にやりたい放題です。この男は、そして作者は本当に恐れを知りません。国際問題や時事ネタもそうですが、主人公の破天荒な無敵っぷりは留まる所を知りません。おまけ漫画では作者の平松先生まで根性を叩き直すとか…。
今の時代、こういった題材はビビって腰の引けた(或いは敢えてそういう方向性でやる)ネタ、もしくはオブラートに包んで遠回しに描くネタがほとんどですが、だからこそこう言う怖いもの知らずで力任せな漫画があって然るべきです。
他の漫画でやるとそれだけで良くも悪くも問題になりそうですが、ザ・松田であればこそ「いんだよ細けぇ事は!」の一言で殴り飛ばしてしまえるのでしょう。
無論、その方向性が合わない人もいます。そう言う人に無理に勧める事もありません。しかし、ザ・松田にはそう言った方面に媚びる事無く我が道を行く所まで行って貰いたいものです。寧ろ、行く所を突っ切って行ってしまって下さい。
でも東堂さんって『牙&ブラック』で亡くなりませんでしたっけ?あ、細けぇ事はいいですね。