グランド・ピアノ [DVD]
私の一押しのアルバムです。ルグランの 『I Will Wait For You』1コーラスごとに転調していくスタイル初めて観た時はピアニストとしてぶっ飛びました。この後に発売されたルグランのCDアルバムでも何枚かにこのスタイルが使われています。この曲だけでも必見です。
オスカー・ピーターソン WITH ジョー・パス・ライブ [DVD]
オスカーピーターソンの、まさに熟練のコンサートライブではないでしょうか。美しいメロディーラインを丹念に丁寧に弾いています。オスカーは相変わらずうなってますよ。目の前に置かれたマイクで集音されています。私の楽しみのひとつです。それにしてもピアノの一音一音のセパレートの良さは素晴らしいの一言です。技巧においても間違いなく世界一でしょう。ベーゼンドルファーのピアノと相まって演奏に切れがあります。それにしてもこのピアノはいい音しますね。高音の伸びから低音の骨太な響きまで、よどむところが全くありません。電子音が氾濫する中でとても新鮮な思いをしました。生の音ですからごまかしが一切きかないという緊張の中で、鼻歌でも唄うかのごとく自由に演奏しています。そういえばこの二人(オスカー&ジョーパス)はレコード時代にはよくダイレクトカッティングで原盤を作っていましたね。たぶん録音されることなど何の気がかりもないのでしょう。表現の全てが自分であるという自信に満ち溢れています。最後に、メロディーの美しさこそオスカーの真骨頂でありそれはまるでカンディンスキーの絵のごとく、点、線、面、色彩がキャンバスに自由展開され全体でどこも破掟することなくいつも新鮮な驚きを与えてくれるそんなアルバムになっています。
Oscar Peterson Originals: Transcriptions, Lead Sheets And Performance Notes (Artist Transcriptions)
ピアニストの右手がロマンティックなアルペジオ(分散和音)を奏でる名曲といえば?
ポップスならYour Song
クラシックなら月光、愛の夢第三番
ジャズなら故オスカー・ピーターソンのLove Balladeは挙げたいところ。
この楽譜を買ったお目当てはなんといっても、そのLove Balladeです。穏やかな、美の極致のような、子守歌のような、この曲は、弾いていても本当に癒されます。月光より易しく、弾きやすいです。メロディとコード記号が書いてあるだけの味気ないリード譜だけでなく、ちゃんとオスカー・ピーターソンが弾いたようなアルペジオでも採譜・収録されています♪ オスカー・ピーターソンのオリジナル楽曲の中で、一番弾き易く、主題だけ弾いても様になる曲ではないかと思います(5ページ分の曲ですし、短い中でも起承転結のような物語を感じさせる曲になっているからです)。
さすがにアドリブ展開までは採譜されていませんが、でもこの主題をピアノが奏でるのを聞けば、オスカー・ピーターソンを愛したベーシストなら、引き続いてベース・ソロを、ギタリストなら、ギター・ソロを奏でたくなること請け合いです。オスカー・ピーターソンを愛したジャズ・ファンならば、オスカー・ピーターソンを偲んで、しばし物思いに浸ることでしょう。それだけでも買いですが、さらに、この楽譜集の巻頭言は、作曲者オスカー・ピーターソン本人です。楽曲解説もあります。
耳コピするのもいいですが、ピアノ・ピース以上、映画パンフレットぐらいの薄手の楽譜で値段もそのような値段ですし、おすすめです(ほか4曲のオリジナル楽曲の楽譜もついていますし)。
オスカー・ピーターソンが亡くなって早数年が経ちますが、20世紀から21世紀初頭にかけて活躍した最大のジャズ・ピアニストの一人、偉大な音楽家として、彼が音楽史に残した軌跡は、弾きつぎ、語り継いでいきたいところです。
ポップスならYour Song
クラシックなら月光、愛の夢第三番
ジャズなら故オスカー・ピーターソンのLove Balladeは挙げたいところ。
この楽譜を買ったお目当てはなんといっても、そのLove Balladeです。穏やかな、美の極致のような、子守歌のような、この曲は、弾いていても本当に癒されます。月光より易しく、弾きやすいです。メロディとコード記号が書いてあるだけの味気ないリード譜だけでなく、ちゃんとオスカー・ピーターソンが弾いたようなアルペジオでも採譜・収録されています♪ オスカー・ピーターソンのオリジナル楽曲の中で、一番弾き易く、主題だけ弾いても様になる曲ではないかと思います(5ページ分の曲ですし、短い中でも起承転結のような物語を感じさせる曲になっているからです)。
さすがにアドリブ展開までは採譜されていませんが、でもこの主題をピアノが奏でるのを聞けば、オスカー・ピーターソンを愛したベーシストなら、引き続いてベース・ソロを、ギタリストなら、ギター・ソロを奏でたくなること請け合いです。オスカー・ピーターソンを愛したジャズ・ファンならば、オスカー・ピーターソンを偲んで、しばし物思いに浸ることでしょう。それだけでも買いですが、さらに、この楽譜集の巻頭言は、作曲者オスカー・ピーターソン本人です。楽曲解説もあります。
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オスカー・ピーターソンが亡くなって早数年が経ちますが、20世紀から21世紀初頭にかけて活躍した最大のジャズ・ピアニストの一人、偉大な音楽家として、彼が音楽史に残した軌跡は、弾きつぎ、語り継いでいきたいところです。