聖書の民が世界中に離散し、長年の迫害（ジェノサイド）を経験した末にできたユダヤ人の国、イスラエル。そんなイメージの一方で、世界屈指の軍事国家であり、世界を巻き込む紛争の当事国であり、パレスチナ人に対してアパルトヘイト的な排除政策を取り続ける。
この、悲劇と狂気を併せ持った国イスラエルとは何なのか、本書を読んで、腑に落ちて理解できたように思います。
本書は、現代のイスラエル国は宗教性を切り離した「シオニスト」の国家であって、遅れてやってきた西欧の帝国主義であり、ユダヤ教的な視点からは決して許されない冒涜的な存在だと言い切ります。
またシオニズムをジェノサイドの結果としてではなく、ジェノサイドを生んだ根源として、反ユダヤ主義との表裏一体性を訴えています。
著者は、現代のイスラエルを理解するにはまず「宗教、民族性、ナショナリズムの三者を厳密に区別」しなければならないとして論を進めますが、これが、極めて分かりにくいとされているユダヤ・イスラエルを整理して理解するための鍵だったのでしょう。
訳文は必ずしも平易ではありませんし、見慣れない熟語が頻繁に出てきますが、4章あたりからは、引き込まれるように読みました。
イスラエル国を成り立たせているシオニズムの植民地主義的な性格、そしてそれに反対するユダヤ教徒の視点を知るのに、大変勉強になる一冊です。

メーカー説明には60リットルと書いてありますが
実際はどの程度できるのか知りたくなったので
冷蔵庫に貼りつけたホワイトボードに
作るたびに正をきいて書いて記録してみました。

結果、毎回、多少記録（？）は前後しますが
40〜45リットルくらい取れました。

炭酸の入れ具合は、「ブブブッ」っとなった程度の
おそらく通常の強さで作っています。

それでも2000円程度で40リットル取れれば
上出来だと思いますので、重宝しています。

購入して１月経ちますが、デザイン性もよく、装着しても厚みも感じず、剥がれも欠けもありません。
ずっと使用したいと思う商品です。

南アフリカのレザボア・ドッグス風なギャング映画です。
警察内部まで腐った南アフリカの犯罪都市ヨハネスブルグを舞台とし、潜入捜査という危険な任務をしながらも薄給な待遇に不満を持つチリ。そして相棒は正義感あふれ奥さんと子供を抱えるシューズ。
ある日、上司までもがギャングとつるんでいながら2人への報奨金をチームで分配すると言われたチリは、自ら強盗団の一味となりたった１度の強盗に手を出す決意をする。必死で止めるシューズですが、奥さんと子供を持ち出されると迷ってしまい止められない。
いよいよ強盗団の一味となったチリ、そもそもお互い反発する者同士までもが集まった強盗団なので、お互いをけん制しあったり裏切り者がいるのではないかと銃を向け合ったり、強盗の計画から実行に移す過程まで画面に釘付け。
裏切りと疑念と人物相関図、どれをとっても見所が十分な作品です。
既にハリウッドでのリメイクが決定しているのもうなずけます。
最初はB級映画かなと疑っていたのが嘘のように何度でも観れます。

使いやすく、参考になる、分かりやすい本でした。
色々な情報も載っていました。