這いよれ! ニャル子さん 名状しがたいゲームのようなもの (通常版)
アニメ1期のストーリーをなぞったゲームになるのかと思っていたが、後半はゲームオリジナルの展開も多くなかなか楽しめた。ほとんど物語を読んでいく形式なのでゲーム性はやや薄い。またアニメ8話のゲームの世界に入り込む話がカットされていたのが残念。
斜め屋敷の犯罪 御手洗潔 (講談社文庫)
北海道の最北端、海を見下ろす高台の上に、
三階建ての西洋館と、まるで鏡のように周囲を映し出すガラス張りの塔が建っている。
それらの建造物はなぜか、最初から傾けてその地に建てられていた。
館の周囲には人家はなく、ただ海と草原だけが広がっている。
その奇妙な建物の中で、奇妙な出来事と殺人事件が次々と発生する。
警察が到着しても事件は続き・・・。
学生の頃、初めて読んだ「推理小説」です。
当時「推理小説」に抱いていたわだかまり(読まず嫌い?)を払拭してくれる話であり、他のたくさんの「推理小説」を読むきっかけを与えてくれた話でした。
文章は軽快で読みやすく、人間に対するユーモアと皮肉に満ちています。
「推理小説」が初めての人でも、サクサクと読み進めていけると思います。
(ただ隙あらば! とにかくもう、何かしらツッコミが入るので、それがあまり気にならないといいんですが・・・)
不可思議に(しかも異様に大きく)膨らんだ多面体みたいな謎を、論理という言葉でパタンパタンと折りたたんでいき、最後には手のひらに乗るような、シンプルな結末に導いてくれます。
トリックが明かされると、スカッとする爽快感さえあります。
そしてスカッとした後で、「でもこれって、論理でいけたとしても、現実的・実際的にアリなの?」と、ふと首を傾げてみたりもします。(笑)
けれど、面白いので、一読の価値アリです。
あと、出てくる人物たち、何か濃いです。何より主役が一番濃いです。
もっと別タイプの人間群像ってある気もするんですが・・・。(笑)
三階建ての西洋館と、まるで鏡のように周囲を映し出すガラス張りの塔が建っている。
それらの建造物はなぜか、最初から傾けてその地に建てられていた。
館の周囲には人家はなく、ただ海と草原だけが広がっている。
その奇妙な建物の中で、奇妙な出来事と殺人事件が次々と発生する。
警察が到着しても事件は続き・・・。
学生の頃、初めて読んだ「推理小説」です。
当時「推理小説」に抱いていたわだかまり(読まず嫌い?)を払拭してくれる話であり、他のたくさんの「推理小説」を読むきっかけを与えてくれた話でした。
文章は軽快で読みやすく、人間に対するユーモアと皮肉に満ちています。
「推理小説」が初めての人でも、サクサクと読み進めていけると思います。
(ただ隙あらば! とにかくもう、何かしらツッコミが入るので、それがあまり気にならないといいんですが・・・)
不可思議に(しかも異様に大きく)膨らんだ多面体みたいな謎を、論理という言葉でパタンパタンと折りたたんでいき、最後には手のひらに乗るような、シンプルな結末に導いてくれます。
トリックが明かされると、スカッとする爽快感さえあります。
そしてスカッとした後で、「でもこれって、論理でいけたとしても、現実的・実際的にアリなの?」と、ふと首を傾げてみたりもします。(笑)
けれど、面白いので、一読の価値アリです。
あと、出てくる人物たち、何か濃いです。何より主役が一番濃いです。
もっと別タイプの人間群像ってある気もするんですが・・・。(笑)