指定通りに届いた。値段の割に作りがしっかりしている。満足。。

気仙沼のしまだ呉服店（宮城県気仙沼市）の作。伝統的な日本の縞模様である「かつお縞」です。藍で注意深く染め分けた木綿糸を、かつおの背色のように織ってゆきます。
生鮮かつお水揚げ日本一の気仙沼らしい模様です。気仙沼の文化の誇りや美意識が仕上げに込められています。気仙沼漁港は生鮮かつおの水揚げ日本一を誇ります。かつおは地域再生の希望のシンボルです。

生地は、日本国産の屈指の木綿産地といわれる「会津木綿」。会津木綿は、寛永20年、時の藩主保科正之は、会津に綿花の栽培を奨励しました。当時の機織は民間でなくしてもっぱら藩士妻女が困窮をしのぐための内職としてこの仕事に従事し、農商工業者はそれを支援し、藍草、綿花の栽培をし、製品の販売に当たったといわれています。

会津木綿は、古来より、一定した品質で、よく会津人の特性の如く地味でかつ丈夫といわれます。肌ざわりが良く、衛生的でに良好で、夏は涼しく、冬は暖かいのが木綿の長所です。郷土色豊かなこの会津木綿は、山あり水清きところで生産された三百余年の伝統がつくり出した実直な魅力があります。

清き山河を誇る福島、直なる地域の気質。郷土の文化を取り戻すために地域再生に立ち上がる福島と励ましあいながら、同じく被災地の気仙沼から、この信玄袋はつくられています。

この信玄袋には「気仙沼」「がんばろう」などの文字はありません。被災地の商品だからではなく良い品だから手にとって欲しいという願いからです。シンプルな縞柄の風合いは着物にも洋服にもよく合います。自己用、贈答用に好適です。

頑丈ですが、かなり重量がありますので、使う人と使い方次第です。
人間程の重い物を乗せないのであれば、安めの折りたたみテーブルでも十分です。