ねこきっさ ドラマCD
コミックスを知っている方ならわかると思いますが、キャラが立っていてすごく面白いマンガ。それがドラマCDになったなら買うしかないでしょう。
自分はととねみぎさん自体が好きなので、このCDを買えたことがとても嬉しいです。そんな気分になれます(^^
ねこきっさのマンガと一緒に買ってみれば、一気にツウになれるようなCDでした。
自分はととねみぎさん自体が好きなので、このCDを買えたことがとても嬉しいです。そんな気分になれます(^^
ねこきっさのマンガと一緒に買ってみれば、一気にツウになれるようなCDでした。
アリアンロッド・サガコミックアンソロジー
アリアンロッド・サガシリーズのイラストレーターたちによるコミックが半分。残り半分はゲーマーズフィールドで掲載されたコミック作品を纏めたモノ。ただ一人きくたけネタを描いたゲスト井上純弌が異彩を放つ。
基本的にはメインパーティの話なのだが、もっとこう、ベルフトとかゴーダ伯とかゼパ様とか、幅広いネタを期待したい。
基本的にはメインパーティの話なのだが、もっとこう、ベルフトとかゴーダ伯とかゼパ様とか、幅広いネタを期待したい。
しらかば202 (真激COMICS)
きらら系最長連載となった『ねこきっさ』(末期は休載も多かったですが)の終了後、舞台を移してのととねみぎさんの新作ですが、まさかの「成人誌」! でも、エロくはありません。念押ししておくと、「成年コミック」マークもついてません(笑)。
ビアンで男性恐怖症の女の子と、女の子以上にちっちゃくて可愛い「男の娘」との一つ屋根の下、同居(同棲?)系ラブコメ漫画です。掲載誌にあわせて(?)下ネタも多々織り込まれていますが、ギャグの方に軸足が置かれているので、不潔な感じはしないです。
「やらしー」「えっちぃ」けれど、エロくもグロくもない、といったところでしょうか(つか、ご本人もかなり楽しんで書いていらした様子)。
残念だったのは、掲載誌のカラーと合っていなかったところでしょうか。『真激』って「成人向け」と言うより、はっきりとリアル系の「エロマンガ」誌で、ととねさんの作風は浮き上がってしまっていたんですよね。ととねさん目当てで『真激』を買った弟も、「『しらかば』以外に読むとこねぇ……」って、すぐに購読を放棄してしまいました(^^;。
同じ成人向けでも、もうちょっとライト系、二次元寄りの雑誌だったなら、『ペンギンクラブ』におけるところの『すくーるライフ』のような「息抜きの一作(他のナニかを抜くんじゃなく)」としてポジションを確立できたかもしれなかったですが。
あと、タイトルだけでは内容が想像しにくいのが難点かなぁ。
とはいえ、1巻でお別れなのは実に名残惜しい、とても楽しい作品でした。フィクションではBL、GLとしてジャンルが確立していても、同性愛や性同一性障害って、掘り下げるとなかなか「重い」テーマだと思いますが、本作では実に後味よくまとまっています。『0からはじめましょう!』もそうでしたが、ととねさんって、重ための題材でも爽やかにまとめるのが上手いかも。
下ネタ以外にも、舞台が大学だったりと、今までのファンタジーや高校が舞台だった作品とはひと味違います。公衆面前での○○シーンとか、別の意味でDV(ドキドキ・ヴィジュアル)的な、良い意味で「大人の恋愛」が描かれていて、新境地を切り開けた作品なんじゃないでしょうか?
ととねさんは再びきらら系に活躍の場を戻しましたが、機会あればこちらの路線も再び描いてほしいところです。
というか、「単行本の売れ行き次第では……」なんて話もあるそうなので、単行本化で人目を気にせず買えるようになったこの機に、皆様どうぞ手に取ってみてください。アマゾンでは人目は気になりませんが(爆)。
ビアンで男性恐怖症の女の子と、女の子以上にちっちゃくて可愛い「男の娘」との一つ屋根の下、同居(同棲?)系ラブコメ漫画です。掲載誌にあわせて(?)下ネタも多々織り込まれていますが、ギャグの方に軸足が置かれているので、不潔な感じはしないです。
「やらしー」「えっちぃ」けれど、エロくもグロくもない、といったところでしょうか(つか、ご本人もかなり楽しんで書いていらした様子)。
残念だったのは、掲載誌のカラーと合っていなかったところでしょうか。『真激』って「成人向け」と言うより、はっきりとリアル系の「エロマンガ」誌で、ととねさんの作風は浮き上がってしまっていたんですよね。ととねさん目当てで『真激』を買った弟も、「『しらかば』以外に読むとこねぇ……」って、すぐに購読を放棄してしまいました(^^;。
同じ成人向けでも、もうちょっとライト系、二次元寄りの雑誌だったなら、『ペンギンクラブ』におけるところの『すくーるライフ』のような「息抜きの一作(他のナニかを抜くんじゃなく)」としてポジションを確立できたかもしれなかったですが。
あと、タイトルだけでは内容が想像しにくいのが難点かなぁ。
とはいえ、1巻でお別れなのは実に名残惜しい、とても楽しい作品でした。フィクションではBL、GLとしてジャンルが確立していても、同性愛や性同一性障害って、掘り下げるとなかなか「重い」テーマだと思いますが、本作では実に後味よくまとまっています。『0からはじめましょう!』もそうでしたが、ととねさんって、重ための題材でも爽やかにまとめるのが上手いかも。
下ネタ以外にも、舞台が大学だったりと、今までのファンタジーや高校が舞台だった作品とはひと味違います。公衆面前での○○シーンとか、別の意味でDV(ドキドキ・ヴィジュアル)的な、良い意味で「大人の恋愛」が描かれていて、新境地を切り開けた作品なんじゃないでしょうか?
ととねさんは再びきらら系に活躍の場を戻しましたが、機会あればこちらの路線も再び描いてほしいところです。
というか、「単行本の売れ行き次第では……」なんて話もあるそうなので、単行本化で人目を気にせず買えるようになったこの機に、皆様どうぞ手に取ってみてください。アマゾンでは人目は気になりませんが(爆)。
アリアンロッド 2E・エスピオナージ・リプレイ+データ ハードラック・ミッション
アリアンロッドでエスピオナージというと、既にファントムレイダースのリプレイの前半部が存在するわけだけど(暗殺防御とか)、
今回はそれに加えて、PC全員をシーフに限定する縛りを入れて、「クラスロール他を駆使して工夫する」ことを読者に楽しんでもらおうという趣向。
初めて見るだけにどんなものか楽しみ。
さらに、PC同士もパーティを組んでいるわけではなく、設定上対立することもありうる(所属組織が異なる等)為、
PC同士の腹の探りあいや丁々発止のやり取りなんかにも期待できる開幕。
GMの用意したキャラ設定も秀逸。
伝説のスパイの名前をPNにする小説家PC1きくたけに、その名前を隠れ蓑に諜報活動を行う組織のトップPC2藤井。
中の人の特性(藤井さんの腹黒とか)を良く考えたキャラ振りに、GMのセンスが光る。
一話目:
その伝説のスパイが連続殺人犯?という刺激的なオープニング。次々と殺されていく関係者に巻き込まれるPC1。
サスペンスミステリタッチの話なのに、キャラクターの楽しさで陰惨な感じが全くしない、とても楽しい読み味。
ギルドサポートも、<蘇生><祝福>の定番ではなく、エスピオナージものを意識した<偽装情報>で、バトルよりストーリーを取ったプレイヤーの選択が潔い。
バトルも、これまでのリプレイとは一味違う、シーフ縛りが効いていて新鮮。事前ではインタラプト乱舞が盛り上げを阻害するかと心配してたけど杞憂でした。
二話目:
きくたけPC1が一話目の顛末を作家として書いてしまう、当然、隠密と秘匿が重要な諜報組織のトップ藤井PC2としては困る。
きくたけを問い詰める藤井さんの表情変化(般若とか)は是非見たい。そして今度は作家PC1へ新作依頼、加えてその依頼主と主演として怪しげなNPCが絡んでくるという、わくわくする開幕。
命を狙われたり、情報提供者のNPCが刺客にやられたり、つかまったスパイの救出とかだったり、
定番ではあるものの緊迫する状況のはずなのに、淡々とした描写やプレイヤーの個性が合わさって、するすると楽しくページをめくっていくうちにクライマックスへと到達してしまう。
クライマックスへの導入も一ひねりが効いていて、最後まで盛り上げてくれます。アリアンロッドリプレイ・アンサンブルのルネス殺人事件を知っている人には懐かしいかも。
プレイヤーの職業もあり、クリエイターのデリケートなメンタルに言及する場面とか、冗談めかしているけど割と真面目な話も混ぜられて面白いリプレイでした。
巻末にクラスロールデータ、舞台となったエルーラン王国のNPC/組織紹介、追加アイテムデータが付いてます。
今回はそれに加えて、PC全員をシーフに限定する縛りを入れて、「クラスロール他を駆使して工夫する」ことを読者に楽しんでもらおうという趣向。
初めて見るだけにどんなものか楽しみ。
さらに、PC同士もパーティを組んでいるわけではなく、設定上対立することもありうる(所属組織が異なる等)為、
PC同士の腹の探りあいや丁々発止のやり取りなんかにも期待できる開幕。
GMの用意したキャラ設定も秀逸。
伝説のスパイの名前をPNにする小説家PC1きくたけに、その名前を隠れ蓑に諜報活動を行う組織のトップPC2藤井。
中の人の特性(藤井さんの腹黒とか)を良く考えたキャラ振りに、GMのセンスが光る。
一話目:
その伝説のスパイが連続殺人犯?という刺激的なオープニング。次々と殺されていく関係者に巻き込まれるPC1。
サスペンスミステリタッチの話なのに、キャラクターの楽しさで陰惨な感じが全くしない、とても楽しい読み味。
ギルドサポートも、<蘇生><祝福>の定番ではなく、エスピオナージものを意識した<偽装情報>で、バトルよりストーリーを取ったプレイヤーの選択が潔い。
バトルも、これまでのリプレイとは一味違う、シーフ縛りが効いていて新鮮。事前ではインタラプト乱舞が盛り上げを阻害するかと心配してたけど杞憂でした。
二話目:
きくたけPC1が一話目の顛末を作家として書いてしまう、当然、隠密と秘匿が重要な諜報組織のトップ藤井PC2としては困る。
きくたけを問い詰める藤井さんの表情変化(般若とか)は是非見たい。そして今度は作家PC1へ新作依頼、加えてその依頼主と主演として怪しげなNPCが絡んでくるという、わくわくする開幕。
命を狙われたり、情報提供者のNPCが刺客にやられたり、つかまったスパイの救出とかだったり、
定番ではあるものの緊迫する状況のはずなのに、淡々とした描写やプレイヤーの個性が合わさって、するすると楽しくページをめくっていくうちにクライマックスへと到達してしまう。
クライマックスへの導入も一ひねりが効いていて、最後まで盛り上げてくれます。アリアンロッドリプレイ・アンサンブルのルネス殺人事件を知っている人には懐かしいかも。
プレイヤーの職業もあり、クリエイターのデリケートなメンタルに言及する場面とか、冗談めかしているけど割と真面目な話も混ぜられて面白いリプレイでした。
巻末にクラスロールデータ、舞台となったエルーラン王国のNPC/組織紹介、追加アイテムデータが付いてます。