カリフォルニケイション
これまでにない無駄な力の抜けた感じ、ジャムってる感じ、一発で録った感じ、そんな音が妙に生々しいんだよな。特にメロウな曲(3,4,6)でのベース、ギター、ドラムの絡みっぷりはこれまでになく新境地。でかい音で聴いてみてよ◎。ここまできたらファンクうんぬんはもうたいした問題じゃない。音を通じてアンソニー、フリー、ジョン、チャド4人の生のフィーリングさえ感じられればそれでいいんだ。ただのうるさいだけのバンドには出せない静かだが強烈なエネルギーがここには詰まってる。
スカー・ティッシュ―アンソニー・キーディス自伝
レッチリはかっこいい。そしてアンソニーはかっこいい。
年齢で言ったら【もうイイ年こいたおっさん】なのに、なんでこんなにも素敵なのだろうか。
その答えが彼や彼らの音楽には表れているが、この自伝はさらに深く、鋭さを増して恥ずかしいほど赤裸々な【真実の答え】を語っている。
彼は自分の過去を隠さない。ひけらかしも後悔もしない。今までの【悪さ】のすべてを彼はがっしり受け止めて前を向いている。
今日もアンソニーはかっこいいだろう。きっと明日も明後日も。
…ここまでかっこいいのはズルイよ!
レックレス・ロード RECKLESS ROAD
写真が多くて文書の読破が後回しになるほど、写真満載です。
ライブ写真などみてるだけで、こんな熱いステージなら海外の現場にいたかったと感じるぐらいエキサイティングで臨場感がある感じします。
見るほうも若い気持ちで見ないと。。中身に追いつきません。
カーテンズ
二曲目Lever Pulledの最初の第一声でやられました。
ヘロインの世界から持って帰ってきたものもあるのかないのかわかりませんが、
相当の苦しみ、悲しみを乗り越えた後の悟りにも近いような何か、枯れた落ち着きとか、静寂とか、
そういった感覚をジョンのギターから感じるのです。それはカリフォルニケイションでも感じました。
まぁ悟った事ないので、その音が悟りに近いとか、ぶっちゃけわからないのですが。
そんなことは置いておいて、
ジョンのソロアルバムでどれを買おうか迷ってる人は、このアルバムがとっつきやすいのではないでしょうか。
哀愁、静かな喜び、美しいギターと歌、
浸るのが得意な人はこのアルバムで良い世界に浸る事ができるのではないでしょうか。
Shadows Collide With People
輸入盤でいち早く購入しました。前作の打ちこみを使った内省的な宅禄感覚とは肌触りが異なり、アルバム最初からギターのコードをかき鳴らしシャウトしてます。またメロディーは切なく裏声コーラスも良い感じでピースフル感覚に満ち溢れています。
今年の愛聴盤一枚になりそう。いまアメリカのシンガーソングライターでここまでコクのある作品作る人も中々いないのでは。さらに彼のハッとするギターフレーズや音色が奏でられるので唯一無比の世界が作られてます。