斑鳩 IKARUGA (Dreamcast)
斑鳩では
ステージ毎にテロップが挿入されています。
そこには克己の精神が込められています。
STGの中では最高難度に属します。
しかし、苦手な人もぜひプレイしてください。
総合芸術として、素晴らしい。
芸術に携わる方はぜひプレイすることを
お薦めします。
蒼穹紅蓮隊 オリジナル・サウンドトラック
個人的にはこの再発売を待っていた者の1人です。
すでにこの蒼穹ファンの方はお分かりでしょうが、本SS版のゲーム内での楽曲は内蔵音源
(つまりCDトラックス仕様ではないです。)、サントラがなければゲーム内でのサウンドテストで聴くしかなかったちょっともどかしい仕様でした。
(ただし、過去のライジング作品がオマケで聞けた仕様でした。)
楽曲の感想はやはりほぼ全編にシンセを駆使したオーケストラの曲調は今の耳で聴いてもかなり気持ちを高揚してくれます。
(個人的に1、3、4、5面のステージ曲がツボにはまります。)
全体的に音質は良いほうです。アレンジ曲に関してははお好みでどうぞ。
他のレビューの方同様、このサントラはいつ無くなるかは解りません、ですが、少しでもこの作品に興味があればオススメします。買って損は無いと思います。
隠された十字架―法隆寺論 (新潮文庫)
30年以上に出版された本ですが,不可侵の聖人にして万能の人,聖徳太子は実は怨霊である,と喝破した作者の説は,当時としては相当に大胆な説,ととらえられたことでしょう。ほとんどの人はビックリ仰天したのではないでしょうか。当時の最新の研究から,聖徳太子は怨霊である,とひとつひとつ丁寧に(状況)証拠を積み重ねていく筆者の筆力はたいへんな迫力があります。
この著作により,私たち日本人が約千数百年もの間,信じてきた聖徳太子のイメージ・幻影から自由になれたのではないか,と思います。作者の梅原氏はさすがにそこもでは言っていませんが,氏の論を更に進めていくと,「聖徳太子は(実は)○○だった」という説も成り立つわけで,現在数多(あまた)出ている聖徳太子本のはしり,という位置づけもできるのではないでしょうか。井沢元彦さんなんかは,かなりこの著作からインスパイアされている部分は大きいと思います(あくまで私の勝手な想像ですが)。
今読んでも全然古さを感じさせません。30年以上前の著作ですし,あくまでも梅原氏は研究者ではないので(私も現在の「定説」なんかは全然知らないですが)厳密には間違いもあるのでしょう。しかし私たちに歴史を見る新たな視点を提示してくれた,という点においても,歴史好きの人にじっくりと読んでほしい名作だと思います。
奈良おさんぽマップ (ブルーガイド・ムック)
エリアごとにマップがあり、一軒一軒とても細かな地図が載っています。
コンビニやバス停、薬局、WC…分かると便利なものが全て載っています。
というより、建っているものが全て載っているという感じです。
所要時間も、細かいです。
たとえば東大寺では、南大門から大仏殿が何分など。
駅周辺のバス乗り場マップや路線図もあります。
るるぶやまっぷるなどのガイドブックとは大きく異なり、名前の通り、地図です。
ただ小さい写真や拝観時間や拝観料など必要最低限のことは載っています。
本はとても軽いので、旅先に持っていくのにぴったりだと思います。