RAKA
前作のアルバム、Navigatoriaがとても良かったので購入しました。一通り聴いてみての感想ですが・・・志方さん節が炸裂といった感じです。Navigatoriaでも民族的な色を感じましたが更にパワーアップしています。半分は外語です。同人時代から聴いている人はこちらのほうがしっくりくるかな、という感じですね。個人的には金環蝕・うたかたの花・謡う丘〜が好きですが、どれも良い曲だとおもいます。あとは、アヴェ・マリアに痺れました。必聴。 普段は流行してる曲ばっか聴いているという人も一度聴いてみてはいかがでしょうか。新たな世界が垣間見えるかもしれません。
アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩
前作よりパーティメンバーも女性が増えてきましたが、ギャルゲー要素が強いのは既に2作目という事もあり、みんなわかっているのに批判するのは無粋でしょう。
キャラ重視のゲームですが、それに頼らずかなり創りこんでいると感じました。
【戦闘】
○攻撃・・・時間制限 ○防御・・・目押し
前作と違い、弱い敵を1ターンで倒してもいいアイテムが入手できるのがいいところ。
強い敵の場合、攻撃も防御もやることがいそがしいので退屈はしないはず。
ただ、慣れるまでメッセージなど読む暇がありません。
詩魔法が1種類しか詠唱できない都合上、当り前ですが攻撃魔法の詠唱中は回復魔法が使えません(逆も然り)。その為、強敵との戦闘時にアイテムに頼るのですが、値段と効果が必ずしも比例しない為、安くて良い物を探して買い溜めする必要があります。
一度戦った敵がヘルプの図鑑で参照できますが、今回は出現場所を教えてくれないのが難点。
【グラフィック】
今回は戦闘中に後衛が2人いて、波長があった時にヒロインのアニメーションが入るのですが、OPもあの位の絵ならよかったのにと思います。
指摘が多いように、戦闘中のキャラが可愛くない、というか怖い(特に3人目)。
【イベント】
店のイベントや調合の種類も多く増え、前作よりもかなりボリュームがアップしています。
I.P.D.の保護、治療、支持率UP、装備(?)も戦力強化には欠かせません。
ダイブが、選んだ女性以外は途中の階層で終了してしまいますが、これは話のつじつまを合わせるのと再プレイを楽しむ為なんだと割り切れば我慢できる・・・かな?(ちょっと残念ですが)
文章ですが、ライターの癖なのか私が古いのか「全然大丈夫」のような全然の使い方がかなり目立ちました。
【音楽】
文句なしです。
詩をもう少しゲーム中に流してもよかったかも。(子守唄はたくさん聴けました)
戦闘BGMは前作の方が好みでしたが。
色々前作よりパワーUPしていますが、未プレイの人は深く楽しむ為にも前作からプレイする事をお勧めします。
アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く イメージCD 謳う丘~Ar=ciel Ar=dor~ / 志方あきこ [初回限定盤]
1曲目の『謳う丘 〜Ar=Ciel Ar=Dor〜』を冒頭、6曲目の『Ec Tisia 〜Tarifa〜』をエンディングとして、アルシエル各地の伝承を1曲ずつ語る、という体裁になっています。
アルトネリコ、ヒュムノスファンには文句なしの仕上がりではないでしょうか。
自分がとくにお気に入りなのは中盤の3曲です。
・烈獅皇記 〜雷哭の天子〜
知ってる人には正体バレバレのchat*noir氏の作曲。実に氏らしい曲です。
注目なのは歌詞で、既存のヒュムノスではあまり使われてこなかった想音がふんだんに、かつ効果的に使われ、ヒュムノス語的にダイナミックな展開になっています。
「Was yea ra talfato tou Liarsha oz urrmie.」や「rrha quel ga naa ubiestobo Liarsha.」などの表現は、ヒュムノス語のわかる人にはとても劇的に感じられるはずです。
・シャラノワールの森
歌詞は全編が「原律史前月読」とも言うべき新出の言語で書かれており、聞いただけでは内容はわかりません。
しかしそれを歌う歌声にこめられた豊かな感情は、とても人工の言語を歌っているとは思えません。
歌の主人公であるシャラノワールが、想い人が唐突にいなくなってしまったことに途方に暮れ、不安になり、ついには感情を爆発させる過程の表現は圧巻。
・Infelious Rhaplanca. 天の祷り 〜Rhaplanca〜 / 地の贖い 〜Maoh〜
己を犠牲にして神の怒りから人々を救うラプランカと、救われた人々とともに人間の罪業を背負いながら、残された過酷な土地で生き抜いてゆくマオの物語。
いくつもあるというラプランカ伝承の最後の一篇であり、アルトネリコ2の舞台メタ・ファルスの世界観に繋がるお話です。
ラプランカが命をかけて護り残した大地で、彼女の願いと想いを、冀望の歌(メタファリカ)としてマオ達は語り継いでゆく。
それがはるか時を超え、アルトネリコ2の時代になってついに実ることを思うと、この曲は涙なくしては聴けません。
元となった伝承はこの曲のものとは別ですが、『EXEC_with.METHOD_METAFALICA/.』の歌詞の中の一節が、この曲を聴いた後ではことさら重みを増します。
『ラプランカの心は誰にも宿っている』と。
メタファリカ、すなわち理想郷というものの本当の意味が、そこにこめられているように思えるのです。
Pioneer ホームシアターセット 5.1chサラウンド・システム HTP-S313
映画を見ていて、後ろから拍手が聞こえたり、後ろからくる馬のパカパカが実際に後ろのスピーカーから聞こえてきたりと、音に包まれた感があり、満足しています。
音量を上げると映画館みたいです。
小学生の娘もやっぱりいいねといって映画をみるときは、S313のスイッチを入れます。
Harmonia
同人時代からのファンですが、Navigatoria,RAKA,よりも、
元来の志方さんらしいCDになってるのではないかと思いました。
なので買って良かったなーと思っています!
少し曲自体に「くせ」があるかもしれませんが、その癖が志方さんらしくてとても聴いていて心地よかったです。
どの曲も挑戦が見られ、面白い曲になっているのでおすすめできます。
人に貸したところ、「今回は日本語の曲が多いね」という言葉を聞きました。
日本語かどうかは私はあまり気にならない部分ですが、貸したコは気になったようです。