誘惑のアフロディーテ ―デジタル・レストア・バージョン― [DVD]
コミカルな物語であるにもかかわらず
人間の「縁」について考えさせられる作品であります。
これこそ「90年代のおとぎ話」と呼ぶにふさわしい
作品であると言えるでしょう。
Heavy Soul
ザックリとしたギター・サウンドが印象的なアルバム。ウェラーのソロ作品の中でも最も”ロック”色が強く、ウェラー渾身のシャウトも随所で聴くことができます。彼の少々抑え気味なヴォーカル、楽曲が好きな人にとってはこのアルバムがベスト、とはいかないでしょうが、個人的には彼の力強いヴォーカルと、ラフなロック・サウンド(演奏)が好みなので、★5つです。他の彼の作品と比べると、一般的な評価は決して高いとはいえないと思いますが、僕にとっては最高のアルバムです。ザ・ジャムの後期~ザ・スタイル・カウンシルのウェラーに躊躇を覚えた人にこそ聴いて欲しい、近年のウェラー作品としては最もガッツのあるロック・アルバムとなっています。
In the City
ファーストが最高にかっこいいバンドは多い
ドアーズ、ジミヘン、フー、ベルベットアンダーグラウンド・・・
後にスタイルカウンシルという洗練されたゴージャスなユニットに行ったポールが最近でのソロでは
初期のジャムに近いストレートに回帰しているのは
「いろいろやってはみたけれど、ロックなんて理屈じゃねえな」
というところではないかと思う
はじめてこれに針を(当時はレコード)落とした次の瞬間ガツーンと
やられてサイド2、サイド1、サイド2と一日中繰り返した。
ノリ、キャッチー、クールなセンスが合体して
十代の自分は完全にやられてしまった。
やっぱり若いときはアップテンポでかっこいいメロディがいいのだ.
二十年近く過ぎて当時と同じようにかっこいいと思えるのは少ない
とにかくセンスのいいポールを十代に経験する事をお勧めしたい。
ロボコップ DVD コレクターズBOX
一部のコアなファンに激賞されたロボコップが待望のDVD化!
顔の一部を剥き出しにするあたりは、具体化が好きなハリウッド
ならではの意匠ともいえるが、これは日本・東映の宇宙刑事シリーズ
を巧妙に真似ているのはもはや否定できない事実といえる。
しかし、財政不況に陥ったデトロイト市を企業が株で買い上げたり、
警官が待遇改善要求を掲げてストライキを行うなどの世界観は秀逸。
また、素顔での演技が少ないピーター・ウェラーの名演も見所。
LDで持っていてDVDへの移行を考えているファンなら、
これは絶対買っておくべき!!