サイコドクター DVD-BOX
「モーニング」に連載されていた漫画を先に読んでいたので、
どのようにドラマ化するのか、興味を持っていた。
(漫画のほうは、「性」にかかわるトラウマを抱えた人の
話が多かったので)
実際見てみて、漫画とは違った設定とストーリー展開で、
方向性は漫画と同じ、タイトルにも書いたが
「誰の心にも闇がある、そして光もある」ことが描かれていた。
星一つマイナスの理由は、「実際、個々の患者にここまで
首つっこめる医者はほとんどいない」という現実を知っているから。
実際、今、精神科や心療内科は、患者があふれている。
ドラマのような大きな闇でなくても、小さな闇や落とし穴は、
あなたの隣にも私の隣にも存在している。だから、たまには
こういうDVDを見て、「自分、無理してないか?」と自分に
問いかけてやるのもいいと思うのだ。
もう一つ。平井堅の歌う主題歌「Ring」がとてもいい。
エンディングの映像ともぴったり合っていて、美しい曲なのだが・・・
彼の楽曲の中で、イマイチ知名度が低いような気がする・・・
なぜだろう・・・
サイコドクター Vol.2 [DVD]
竹野内豊さん演じる精神科医が
静かながらにも強く厳しく患者達を
見守る演技には心打たれました。
特に第5話には大ファンの森山未来
さんがゲスト出演しており
家庭内暴力を振るいながらも
心は寂しく葛藤してる姿が
素晴らしかったです。
ストレス社会の世の中、ぜひ
皆様にも見て頂きたいです!
Ring
ロングヒットの前作【大きな古時計】の後で、どんな仕上がりなのかとても気になっていましたが、ホントに素敵なラブバラード。一人でじっくりと聴きたくなるような曲です。歌詞が良く、久しぶりに歌を聴いて泣きました。
サイコ・ドクター 白濁のしたたり [DVD]
タイトルはなんだか怖そうだが、要は「変態偽医者、パンティーで昇天」と言ったところか。監督はピンク四天王の一人、サトウトシキ。脚本を同じくピンク映画界では有名な監督の今岡信治が担当。サトウトシキ組の常連、佐々木ユメカが患者役でちょっとだけ出ていた。特別出演として中原翔子がクレジットされていたが、特別出演以上の出演だった。物語の鍵を握る女役に中川真緒という女優が出ていたが、ネットで調べてみてもこれといった活躍も無く今では引退したのだろうか?
サイコドクター楷恭介(3) (講談社漫画文庫 お 12-3)
心の病に悩んでいる人はたくさん居ると思う。
そして、その誰もが、今を変えたいと思っていると思う。
作品から、このままで良いのかという現代人への問いかけと、
今、そこから抜け出したい人への励ましが詰まっています。
読むきっかけは楷先生の格好良さに惹かれて…でしたが、
(実際格好いいです!!)現代人の心の病の深さに驚きます。
みんなギリギリの線で生きている。
それを感じるからです。
感じたものをそのまま自分や身近な人に活かせると思います。
暗く、重そうですが、たまにはふっと笑えるギャグがあって、
堅苦しくは感じません。是非、一読して欲しい作品です。