アイス・エイジ 特別編 [DVD]
愛くるしい・楽しい・心温まるアニメを超えたアニメ。殺伐とした世の中を束の間一掃してくれる秀作!単純だが明快なプロットでそこここにちりばめられたギャグは、子供向けというよりは大人受けしそう。何回も観ていると、細かなところまで心配りがされていて飽きない。映像のリアリティーをああだこうだ言う余地もなく、キャラクターの愛らしさに脱帽!(でも光の使い方は美しいのであしからず)氷の中に閉じ込められた宇宙船を見た後男の子がスタートレックのバルカン人の指のサインを送るところなんかはなかなかのもの!老若男女問わず楽しめる逸品です。
タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫SF)
本作を最初に読んだのは20年以上前。当初は,ニヒルなユーモアに彩られた荒唐無稽なファンタジィで,ちょっと取っつきにくいなと思っていました。
ところがその後「スローターハウス5」で度肝を抜かれ,本書を再読して自分の間違いに気づき愕然。
なぜこの作品の素晴らしさに当初は気がつかなかったのか。
本作品全体に漂う物悲しく且つニヒルなユーモア(ヴォネガットの作品にはいずれもどことなくもの悲しいユーモアが漂っています)は,
実は,ヴォネガット自らがいくつもの悲惨な体験をしており,それにより悲観的になるのではなく,そういったものなのだと物事を受け入れる人生観に裏付けられた,必死のユーモアなのかもしれません。
そのことに気づかされたのが「スローターハウス5」でした。
もし,本作を読んでもう一つその良さが分からなかったという方には,是非とも「スローターハウス5」を一読後,もう一度本作品を読んでいただきたい。いや,「スローターハウス5」を読むときっともう一度本作品を読みたくなるはずです。
私にとって,本作は,ヴォネガット作品中,最も再読し,今後も読み返したくなる作品となっています。
レビューのタイトルとした「人生の目的」についてじっくり考えるきっかけになるかも知れません。
噛めば噛むほど味が出る作品です。
アイス・エイジ (特別編) [DVD]
このてのアニメ作品は、やや敬遠していましたが、
テレビで放映されていたので観ました。
内容は陽気なマンモスとサーベルタイガーとナマケモノの
珍道中でした。
随所で笑えるネタを提供してくれています。
若干、子供向きの作品ですが大人も、それなりに楽しめる
でしょう。