1900年 Blu-ray (2枚組)
ビデオ、LDは割とすんなり出てからDVD化の噂が出てこなくて一体いつになることやらと思っていたら、いきなりBDとは嬉しいし、「暗殺の森」と同時に出るとは商売が上手い。どちらもベルドリッチの作品中ダントツの素晴らしさである。特に「1900年」はまだ大物になる前にデニーロとドパルデューを起用したベルドリッチの先見の明である。更にこの作品最大のインパクトをもたらしたサザーランドの怪演である。映画史に残る悪役であり彼のベストアクトだと思っている。少年を惨殺するシーンは今でも目に焼き付いている。5時間もある長尺を全くだれる事なく一気に持っていく力量と独特のカルト臭を発散するこの作品は自分にとって特別な作品である。ただし唯一気になっているのは言語がイタリア語か英語かという1点である。イタリアの話ではあるのだが吹き替えされると自分には興醒めでやはり英語で彼等の生の言葉を聞きたい。両方あれば文句なしである。
classical ever!one
クラシックの名曲、よく耳にするのに題名が思い出せなかった曲、タイタニックやピアノレッスンのメインテーマなど、バリエーションの豊富さと選曲の素晴らしさに加えて、曲の構成がとても良く、アルバムとしての調和が見事に取られています。CDプレイヤーにいつも入れておいて、いつでも聞けるようにしています。音楽の素晴らしさが味わえます。これだけの豪華なアルバムは絶対お買い得だと思います。
Harrison's Principles of Internal Medicine, 18th Edition (2-volume set)
Harrisonの素晴らしさは今さら書くまでもありません。
英語は比較的簡明で、非常に良くまとまっています。
ただ、でかいし重い。持ち歩けません。
18th editionにはiPad版があり、私はそちらを購入しました。
highlightやannotationも付けられるし、検索が圧倒的に便利。iPad 3rdの精彩液晶で読めます。
またiOS5の長押し辞書機能が使えるので、読むスピードがかなり上がります。
$199.99なので値段的には少し安い程度ですが、iPad持ちであればおすすめです。サイズは1.2GB程度です。
24 -TWENTY FOUR- シーズン5 (SEASONSコンパクト・ボックス) [DVD]
今回も次々に問題が現れますが、今回はかなり順調に、淡々と問題が解決されていきます。
その証拠に、ジャックが“Damn it”と叫ぶシーンが少ない。記憶している限りではわずかに二度です。かわりに(?)オードリーが可愛らしく“Damn it”と言ってくれたりするけれど、そんなのじゃ萌えない。
また、同時進行、という感じがあまりしません。
ジャックの問題が解決しました。じゃ次、大統領行ってみましょうか。大統領の問題が解決したら、CTU行きます。みたいな感じ。「え〜っ、どうなっちゃうんだよ」とあまり感じられないのです。
しかし、これだけ不満を並べても、五つ星。
「season5」を視聴後、「プリズンブレイク」と「エイリアス」を続けて観ました。なんだかんだ言っても「24」はおもしろさがアタマひとつ抜けています。
現状では、「24」の比較対象は、おなじ「24」の他のシーズンしかないように思います。
ちなみに、ローガン大統領役の役者は最高です。鳥肌ものの演技です。あのダメっぷり、恐れ入ります。
メカニック ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産) [Blu-ray]
☆未だに日本でDVD&BD商品化されておらず、映画ファンの間ではカルト・ムービーの扱いを受けている、チャールズ・ブロンソンとジャン=マイケル・ヴィンセント競演、マイケル・ウィナー監督による、殺し屋=(ヒットマン)サスペンスの傑作『メカニック』のリメイク版。本編は本家本元のストイックなデフォルメを現代風にアレンジ。オリジナル版のスキルやディテールを踏襲しつつ、如何にもハリウッド的?な見せ場が満載の理屈を抜きにした徹底的な娯楽アクションに仕立てられている。多種多様な銃器類や殺しの準備から段取りまでの丁寧な描写も見所。犯罪組織に雇われ、指令のままに殺しをやってのけ、裏の世界から〈メカニック〉と呼ばれているパーフェクトな殺し屋アーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)は、証拠を一切残さず、葬りさった標的を事故死や自然死に見せかける、高度な技術力?を持ち、常に精密機械の如く無感情に仕事をこなすクールな男。オマケに用意周到。そんな彼に組織の雇い主サンダーソン(トニー・ゴールドウィン)から新たな指令が下される。その任務とは、この仕事のきっかけを作ってくれた恩人ハリー・マッケンナ(ドナルド・サザーランド)の暗殺。当初こそ標的が恩人であるハリーだと聞かされ戸惑い、躊躇していたアーサーであったが、サンダーソンから暗殺理由を聞かされたアーサーは非情に徹する事を決意し、その指令に従ってハリーを殺害。ハリーの葬儀に出席したアーサーは、血気盛んなハリーの息子スティーブ(ベン・フォスター)と再会。一人前の殺し屋に育てようと、助手として使い、暗殺のテクニック全てをスティーブに伝授しょうとするが…。という、ストーリー展開はオリジナル版と何ら変わりばえしないが、コチラは内容よりも、色々な趣向を凝らした派手なアクションを焦点に置いたケレン味たっぷりな作り方で、高層ビルを舞台にした危険な降下シーンや怒涛のカー・チェイス、豪快な爆発炎上、過激なバイオレンス、骨身惜しまぬ猛烈な銃撃戦など『コン・エアー』や『将軍の娘』を手掛けた、サスペンス・アクション物の第一人者サイモン・ウェスト監督のツボを押さえた堅実な演出が冴え渡る。だが、行き当たりバッタリな部分もあるし、序盤はオーソドックスな渋い雰囲気でお話が進行していくが、その落差が激しく、中盤〜後半戦にかけて繰り広げられる、絶え間ない痛快無比なアクションのオンパレードは、手応え満点なものの、いささか極端すぎると言わざるを得ない。しかし、主人公が今や絶好調の肉体派アクション・スター、ジェイソン・ステイサムの勇猛果敢な大奮闘ぶりが目的だけの映画だから、それも同然と言えるだろうが、そんな彼の活躍以上に魅力的なのは、伏線や場面の所々に散りばめられた罠・裏切り・愛憎・掟・カラクリ・作戦・駆け引き・仁義・漢の美学?等、アクション映画愛好家には堪えられない、娯楽活劇ならではの独自個性が観る者の心を震わせ、テンションを無限大に急上昇させる。とにかく、問答無用に酔えるぜ!。そして、ドカンと強烈な一撃を喰らった様な逆転劇的な完全決着=(結末)も含めて、久々に血湧き肉躍る硬派なスーパー・エンターテイメントの面白さを楽しめました!。余は大満足でござる!☆。