不育症戦記 生きた赤ちゃん抱けるまで (創美社コミックス)
偶然見かけて買いました。
不育症の体験記は少なく、漫画では初めて見ました。
読んでる途中から涙が止まりませんでした。
私自身も数度の流産の末、不育症検査・治療を経て
ようやく我が子を抱くことができました。
身内の妊娠が辛い気持ち、また駄目かも?と思いながらの日々、
誰にも言えなかったけど私もそうだったよ〜!!!と
涙しながら頷いていました。
不育症治療中の方にも、そのご家族の方にも是非読んでほしい1冊です。
寿戦記 (クリムゾンコミックス)
タイトルを読んで
「いったい何の話かな?」
と思ったら、これ実は楠桂(大橋真弓)本人の結婚から出産までのエッセイ・コミック。
旦那さんとの出会いから始まり、結納、結婚式、新婚旅行、入籍、妊娠、流産……と経て第一子出産!
この話、何がすごいって彼女の実の母親の存在。
とにかく反対、何でも反対!
これが名古屋の流儀か、いや大橋家だからなのか!
双子の姉・大橋薫のおもしろエピソードもあり。
子供の病気も克服し(よかったね)、第一線で活躍する楠桂の舞台裏です。
人狼草紙 (第7巻) (Wings comics)
辛く長い旅が終わるってだけでも私としては嬉しかったのですが、ちゃんと幸せな終わり方だったのでなおさら嬉しかったです。 ただ最後に太一達は姿を見せずに去っていってしまったのでもう少しみんなとの幸せなふれあいの場面があればと思いました。そこが残念です。 でもきっと幸せにすごしていることだろうと想像しつつ、本を閉じました。
面白かったです。ありがとうございました。
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 3 (初回限定版) [Blu-ray]
久しぶりに、素直に楽しめるアニメだなと思いました。
世界観や設定の甘さに不満がある方もいらっしゃるようですが、アニメでも映画でも作品の面白さを決めるのはバランスだと私は思います。
その点、この作品は非常にバランスが良い作品。確かに繰り返し見ていると(初視聴時でも、ですが)「あれ?」と思う所や、既視感のあるストーリー展開等はあります。
でもそれが全く気にならないのは制作側の「見せ方」の上手さなんだと思います。
小説の様に自分のペースで読み進めるものは世界観や設定に不備があるとかなりひっかかりますが、映像作品の場合はそれを視聴者に感じさせないスピード感や台詞回し等も大切。
それがない作品は、例えストーリー的にがっちりつじつまが合い、世界観に破綻がなく、斬新であったとしてもつまらないです。
「王道」「ありがちな展開」「世界観が甘い」から面白くないのではなく、使い古された設定や展開の作品こそ、ただ単に目新しさや世界観だけを全面に押し出している作品より面白く作るのは難しい気がします。
そう言った意味でも私はよく出来た作品だと思います。
TIGER&BUNNYは娯楽性の高さは抜群です。
・・・あとこれを見てタイガーとバーナビーが「いちゃいちゃ」して見える人は、SWのアナキンとオビワンやLORのフロドとアラゴルンも「いちゃいちゃ」して見えるんですかね?不思議でなりません。
古祭―楠桂傑作集 (小学館文庫)
田舎町に伝わる小さな祭り、古祭…歴史の裏に隠された怨念と、彼女の切ない過去の痛みが重なった時、血は流れる…
楠桂お得意のシリアスホラーですが、さりげないラブストーリーにもなっていて、そこがまたいいのです。
いまは廃刊になった少年マンガ誌に連載されていたのでこの作品を知らない方も多いのでは?ぜひ読んでほしい1冊です。