青の炎 二宮和也コレクターズエディション [DVD]
公開当時からストーリーに惹かれていたのですが、原作があるものだと知り、
気に入らなかったら残念なので観るのはやめておきました。二宮くんのファンに
なってからやはり観ようと思い、初めは特別版を購入しました。ほぼ同時進行で
原作にも手を付けていましたが、全く違和感なくどちらも楽しめました。
ファンの贔屓目も勿論あるとは思いますが、彼の演技力は他の著名な作品でも
十分に認められているし他の出演者の技量不足に邪魔されることもないように感じました。
映画と言う媒体を用いる以上多少の設定の変更はやむを得ないものですし、
違いが大きすぎて戸惑うほどにはなりませんでした。極力原作に忠実に制作して欲しいと
言う方には不満が多く残るかもしれません。ですが変更点も櫛森秀一:二宮和也と言う
視点で見ると非常に作品全体を魅力的にしてくれる要素になっています。
本編を楽しみたいのであればコレクターズの購入は必要ないと思いますが、
蜷川監督も語っていたようにこれは「アイドル映画」ですので、キャストへの
思い入れが強ければ十分に価値はあると思います。事実特典はファンでない人にとっては
理解出来ないかもしれないようなコアなものですし、ファンにとったら宝物です。
わたしは貴志さんの作品が好き・二宮くんが好きと鑑賞に際して躊躇う条件がなかったので
堪能出来ましたが、メディアミックスである事、主人公・ヒロインがアイドルであると
言うことに抵抗がなければぜひお勧めしたいと思います。
適当日記
電車の中で読んでいて、おもわず笑ってしまいた。
何が面白いって、この人もう還暦過ぎてるんですよ。
いろんな芸能人のブログを見ていますが笑えるという点では高田純次の『適当日記』がダントツで一番です。オススメですよ。
アロハロ!松浦亜弥写真集
今までもあややの写真集は何冊か出ていましたが、なぜかこの写真集だけ妙に中を覗きたくなるような感じがしました。前から熱烈な隠れ(?)あややファンである自分にとってあややの違う一面が見れました。
ハワイで本当に楽しんでいるあややの姿がとても可愛かった。
とくに水着ショットは最高。最初のほうのページであややがおっぱいを寄せている写真を見てなぜか興奮!さすがアイドル、スタイルは良いですね。
もっとアイドルの枠を超えてHな格好をしてくれたら尚良かった。
ともかく、又一段とあややを好きになってしまいました。
さだまさしトリビュート さだのうた
さだまさしデビュー35周年を記念してリリースされた10組の豪華アーティストによるトリビュート・アルバムです。今から10年前にさだは「季節の栖」という25周年記念アルバムをリリースしましたが、それは九割方がベテラン歌手や音楽家の方々から詩曲を提供された楽曲をさだが歌うという夢のような企画でした。今回はさだの歌を実力派アーティスト達に歌ってもらうという全く逆さまの企画で、活きの良い若手が中心となり歌の世界が違うジャンルの方達も参加している事が、結果としてヴァラエティ豊かな音楽性を生み出し強いインパクトのある好盤にしていると思います。どの作品もそれぞれ個性的で甲乙つけ難い完成された一級品です。
『案山子』:BEGINがリラックスして温かく今時の若者らしい歌声を聴かせてくれます。『そばに〜たいせつなひと〜』:SEAMOが原曲のサビを活かしテンポアップしたノリの良いポップスに変貌させています。『奇跡〜大きな愛のように〜』:錦織健のオペラのような声量豊かな歌声に圧倒されます。『修二会』:林英哲の和太鼓が邦楽の素朴な響きの良さを見直させてくれます。『ひき潮』:中西圭三のエンディングでのソウルフルな熱唱に酔い痴れます。『道化師のソネット』:松浦あややの意外な歌唱力にびっくりの清らかで美しい曲です。『まほろば』:THE ALFEEの迫力のハードロックに絶句し強烈な魅力の虜になります。『ひまわり』:平原綾香の独特な表現力で高域を歌い切るヴォーカルの魅力とエンディングの美しさが秀逸です。『掌』:森山直太朗の声を壊しながらの独特な歌唱の迫力を感じました。『父さんとポチ』:立川談春師匠の酔っ払い親父の泣き笑いの話芸にさだと同じ情の深さを感じました。
このアルバムを聴いて時の流れに朽ちないさだの楽曲の美しさ・完成度の高さを改めて実感し、さださんには老けこまずに今後共もっと頑張って頂きたいと強く願います。