ムード歌謡全曲集
待っていました!!!ちあきなおみさんのアナログLPの中でCD化されていない(愛は傷つきやすく-ちあきなおみ ヒットポップスをうたう
)から多数収録されているCDがついに発売なんですね。欲をいえばアナログのそのままのCD化なのですが・・・(奥村チヨさんの恋の奴隷、恋狂いなどは収録されていないので残念です。)そのため評価は星4つにさせていただきました。アナログ音源を今でも聴いていますがやはりちあきさんは最高です!他の歌手の曲もやはりちあきさんの声で聴くとなんともいえず良いです!!!まだ発売されていませんが超おすすめです。
とく得BOX 胎教クラシック
どの胎教CDがいいのか迷っていた時、レビューを読んで即決めしました。
5枚組で1枚の値段はかなりお買い得です!
バリエーション豊富な為、飽きることなく聴けました。
昼間などはモーツァルト編やピアノ編を聴き、
寝る前やリラックスしているときなどは、おやすみクラシック編やオルゴール編などを
聴いていました。
ジャケ画像は載ってませんが、外国の赤ちゃんがテディベアにキスしている写真で
これまた可愛いのです。
ゴールデン☆ベスト ザ・タイガース
「シングル・コレクション」とは違い、シングルA面曲のみ収録のアルバムです。
が!
再結成(?)した際に発売された、シングル「10年ロマンス」での、
加橋さんと沢田さんのボーカル・コラボレーション。
HITした「色つきの女でいてくれよ」の、間奏に入った際のギター(森本さん?)のテクニック。
「銀河旅行」での岸辺一徳さんのベーステクニック、四郎さんとの高低音でのコーラス。
どれも鳥肌ものの素晴らしさです。
この3曲を聴くためだけに、アルバム購入しても大満足です!!
「銀河旅行」の発売後、また解散した訳でもなさそうですが、CDが発売される事も無く20年・・・
いろーーーーーーーんな事情があるのでしょうが、このまま自然消滅するには、勿体無さすぎです。
「また、新曲出してください。」
と、願わずにはいられなくなるほどの出来です。
ザ・タイガースの入門アルバムとしては「シングルコレクション」より上かと思います。
デビュー曲「僕のマリー」から「銀河旅行」まで、とにかく素晴らしい出来で【大満足】です♪
aBUTTON VOL.1_恋 橋本愛/高田里穂/岡野真也
Sony Music Artistsに所属する若手女優三人による写真集です。
「恋」「夏目漱石」「少女の一瞬の永遠を切り取る」という統一コンセプトで作られています。
橋本愛さん15歳30カット、高田里穂さん16歳16カット、岡野真也さん18歳13カット。撮影は中込一賀氏。
インタビュアーとテキストが女性である事で、少女性への視点にバランスも保たれています。
高田里穂さんは、誰もいない夏休みの校舎や校内プールでの撮影です。
水色を基調とした夏の制服が、高田さんの爽やかで落ち着いた上品さを引き出しています。
岡野真也さんは、近代和風建築での屋内撮影です。
空間の陰りが心の陰りに応じ、情念さえ感じさせる情感と理知が、官能から湿度を拭っています。
「悩みがなさそうだねって良く言われるんですけど、その度に“ヨシッ”て思う。
ずっとそう言われたくて、いつも笑顔でいる事を心がけてきたから…」という岡野さんの言葉に驚きました。
教養が自我の肥大を抑制し、他者への想像力と感情の機微を育んでいく。
そのような成長をされていく方なのだと感じました。生涯女優への道を見据えておられるのでしょう。
橋本愛さんは、通学路や神社、商店街に河原での撮影です。
衣装は白ブラウスの制服と、白いノースリーブのワンピースです。
ノスタルジックな少女像を、拒否するでもなく、肯定するでもなく
丸ごと飲み込んだ底知れなさが顕れています。
安全圏から観察する事も、高見から愛でる事も許されない、内側に食い込む美の在り方。
感情ではすくえない感情、感情では捉えられない世界。
それを投影出来るのが、橋本さんのかけがえのない資質だと感じます。
示されたコンセプトにしたがって、撮り手の要求に素直に応えたにも関わらず
作品全体にあまりに美しい不穏さを纏わせているのが、器からはみ出した橋本さんの生身の牙なのでしょう。
その牙が生涯持ち続ける才能であれ、年齢と資質の交錯点で輝く奇跡であれ
物事の理解を深める兆しを知っている、橋本さんの感性を思えば
これからも多くの煌めく瞬間を生み出し続ける方なのだと強く期待しています。