冬至草 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)
子供の頃読んだSFは子供故の知識のないことから、それがきっとあるんじゃないかとか、できるんじゃないかといつか適う未来の様子だと思って読んでいました。当時あった科学読み物である「月世界到着」や「音速に挑む」といった既に成功した科学の読み物と未来の物語は同列にあったのです。
サイファイや、スペースオペラといったファンタジーよりのものを目にする機会の多いせいで、最近SFを読んでも、絵空事で終わることが多かったです。(それでも読み物としては十分たのしいのですが)
今回は子供の頃のような、現代と地続きのSFで、新鮮な気持ちになれました。
こんな人を知らなかったなんて正直反省しました。やはり自分は本を漁ってはいるけど、吟味するところまでは到ってないです。って読もうと思ったら絶版が多い〜。
もったいない
遙かなる時空の中で ~紫陽花ゆめ語り~ DVD BOX
OVAをバラバラに買うのはちょっと…と思っていたのでDVDBOX化したことを知り、購入を決めました。
感想…凄く面白かった!OVAということで放送はされていないのですが、
とても丁寧に製作されており、ゲームファンの自分も違和感なく楽しめました。八葉の個性を生かしてあり、なおかつ主人公もおいしくて…。
オススメのシーン・下巻後半がとても感動しました。絶体絶命の白虎コンビを
主人公あかねちゃんが助けるところが一番好きです。
OPの曲もとても和風であっていて大変好感が持てました。
メイキングもとっても楽しめながら見ることが出来ました。アニメーションの製作風景、出演声優さんのインタビュー、そして予告編など多彩で飽きる事がなかったです。
オススメは玄武コンビのインタビュー!石田彰さん&保志総一朗さんのコメントにオオウケでした。特に石田さんファンの方、見なくては損しますよ!
特典にはブックレット等、この値段で買って損はしませんでした。
どうぞお手元でご覧になってみてください。
ゆずゆずきいろ (ポプラちいさなおはなし)
楠章子さんの新刊。
楠さんの作品は、どの作品もレトロかわいいお話が多くて
読んだあと、こころがぽかっとあたたかくなります。
なおちゃんと一緒のクリスマス会を楽しみにしていたゆらですが、
病気のおじいちゃんのお世話で今年はできないとお母さんに言われてしまいます。
つまんなーい!とふくれていたゆらですが…。
この本を読めば、
ページの間からふんわりゆずの香りが漂ってきそうです。
石井勉さんの絵が、またこのお話にぴったり!
今年は、私もゆず湯、してみようかな。
中小企業活性化の秘策!―第2次大型安定化政策で200万社が救われる
金融機関は「融資しますよ」とうたっていても、非上場の中小企業は、借り入れができないのが現実です。
国から中小企業への上限5000万の融資による日本経済の活性化を小渕内閣に提言された著者の、新しい画期的な提案がされています。
著者の示す「株式会社日本キャピタルヘッジ」が実現すると、未上場の中小企業が社債を発行し、それを日本キャピタルヘッジが信用保証、資金調達できる仕組みは一読の価値があります。
中小企業のお金が回れば消費税が発生する。その消費税が国の財源確保につながり、日本が成長するというシナリオに感動しました。