アンユージュアル・サウンズ・フォー・Levi’s(R)・セレクテッド・バイ・Tahiti 80
tahiti80が選ぶリーバイスとのコラボコンピ。初回限定盤はリーバイスジーンズ特製ケース入りでとってもお得!(しかもかわいい)
選曲はというと、彼らのフェイバリットから選ばれただけあって、ジャンルも時代も国籍も、てんでバラバラ。
それだけに、聞き手の知らない発見が人それぞれあってコンピの本来あるべき「新しい音楽との出会い」という姿が忠実に再現されている良質盤。
1曲目と17曲目はtahiti80の新曲(これがまたシングルカットされてもおかしくないくらいの名曲!)なので、ファンはこれだけで要チェック!
コステロやコーネリアス、大注目フレンチシンガーFugu(tahiti80プロデュース)、マウスオンマーズなどが一枚になった贅沢品でもあります。
ザ・パスト、ザ・プレゼント&ザ・ポッシブル(初回限定盤)(DVD付)
相変わらず気取らない優しいメロディとボーカル。そしてエレクトロニカルな音を使って新しいスタイルにもチャレンジしています。軽く聞き流してしまえるのが良い人と物足りない人に分かれるかもしれません。 私はheart beat に次ぐ名曲を期待していたので少し... でも良いアルバムですよ。
FPMB -Fantastic Plastic Machine Best-
2007年2月リリース。Fantastic Plastic MachineのBest。FPMBの最後の『B』はBestという分かりやすいタイトルである。
Fantastic Plastic Machineの田中知之氏は、日本でもスタートした『iTunes presents LIVE』第一回アーティストである。マッシュアップ(複数の楽曲を一つの楽曲としてミックスする手法)をおそらく日本で最初に始めた人だろう。作り上げられる曲はどれもオシャレでカッコイイ。このベストは2枚のディスクに田中さんの世界が凝縮され、マッシュアップされている。これとDJ-MIXシリーズ『Sound Concierge』全7作で完璧だろう。
Macの『Final Cut Pro』の音楽コア『Soundtrack Pro』で音楽作りを楽しんでいる僕にはとても参考になるアルバムだった。今やスタジオはMacの中だけで集約可能。あとはセンスだけなのだ。
シングルス・クラブ(初回限定盤)(DVD付)
tahiti80はアルバム毎にテーマがあって、様々な幅広いアレンジを試みてますが、
普遍的なよいメロ、サウンドとボーカルがどのアルバムも素晴らしい。
そんな、tahiti流POPの名曲シングルの数々が、一度に楽しめます。
tahitiのPVは、かっこいいのもあり、かわいいのもあり、おしゃれなので、DVDの映像とともに楽しめる限定版はおすすめです。ジャケットのデザインに日本語が書いてあって笑えました。そんな、メンバーの愛情もセンスも大好き。
クリスマスなどのご贈答にもぜひ。
永遠のベスト。
imaginations
FPMを初体験してみました。前半はtahiti80など有名海外アーティストとのコラボレーションをフィーチャーした比較的おとなしめでお洒落に聴けるような曲が並んでいる。しかしそれに安心したままアルバムを流し続けていると、後半から猛烈なトリップ感のある曲の渦に巻き込まれる。特に(10)(11)のテンションとトリップ感が凄い。ぱっちんぱっちんとガラスが割れるような反復音が非常にリアル。寝転がってボーッと聴いていたら、急に天井が落ちてきたのかと思うような錯覚に捉われた。聴き手がじっとして聴くのを実に拒む作品。こういう戦慄を覚えるようなクラブ系の音は近年でも希少だと思う。ジャケットのインナースリーブ内部も歌詞の対訳といい、上品なのかサイケデリックで下品なのか見る者の心を惑わせるイラストといい、よい意味で人を食った作りで不思議っぽさを高めている。
「CDアルバム」という商品として多角的な面からアーティスティックな刺激性が味わえる良作。あえて注文をつけるなら、単体でシングルカットできるポップな曲が1曲ほしかったかも。