ベア・ナックル
まあ、読んでみてください。
価格分はじゅうぶんに面白い。
キラリと光る乾いた人生観やウィットは独特な味わい。
ストーリーはコミック的にもなりすぎずリアリティの足枷にもとらわれずいいバランス。
ボクシングシーンはさすがに元プロ一位。
ハードボイルド好きには懐かしいような、それでいて既成のものとは
一線を画す独特の空気がある。
ラスト100ページくらいのスピード感あふれる意外な展開には、まいる。「やられた~」と思う。
セガゲーム本舗 ベア・ナックル 2 死闘への鎮魂歌
昔、セガがメガドライブでだしたゲームで、カプコンのファイナルファイトに似たゲームです。大変おもしろいです。メガドライブ自体しらない人が多くなってきてますけえど、知らない人も知っている人もぜひ買ってみてください。
古代祐三 BEST COLLECTION Vol.2
品薄だったようですが、最近(2009年12月)再入荷したようですね。
私も入手しました。聴いてみると、良い意味でため息がでました。ゲームミュージックは
他の音楽ジャンルよりも、低く見られがちななのかもしれませんが、
「ザ・スーパー忍」なんて本当に「音楽」として成立していると思いました。
私は「ザ・スーパー忍」を発売日に買った記憶がありますが、プレイして音楽の良さに
感動したくらいです。当時たいして注目されていたタイトルだったとは思いませんが、
心から買って良かった・・・と思ったものです。
「ベア・ナックル」シリーズの音楽もどれも完成度が高く、最近のゲームを
プレイしていても、この当時の古代ミュージック程に耳に響いてくるものは無いな・・と
寂しく思ってしまいます。ファミコンは1983年に発売され、メガドライブはその
6年後の1989年に発売されます。家庭用ゲームというものが世間で認知され市場が
開けて行ったまさにそんな時代に生まれた作品です。
ゲーム機本体の性能は今のゲーム機とは比較にならない位のレベルでしょうが、
ゲーム機の性能の向上とともに、クリエイターの能力やゲームの面白さも
同じく向上したのかと疑問に思ってしまいます。まあこれについては反論はあるとは思いますが
それほどにこの作品に収録されている古代ミュージックは素晴らしいものだったのです。
ブラス・ナックルズ(初回限定特別価格)
約4年ぶり久々のNellyのアルバム
1stシングルの予定だったWadsyanameがイマイチだったので、次のアルバムは期待できないかなぁ、と思っていたんですけどParty People, Body On Me, Stepped On My J'zと次々に新たなシングルが発表されるにつれ、いつものNellyのアルバムだと確信できた。
#1. U Ain't Him, #14. Ucud GeditはRick Ross, Gucci Maneというラッパーが参加し、非常にサウス色の強い曲になっている。
#3. L.A.は打って変わってSnoop, Nate DoggをFeatし、Nellyの曲と言うよりSnoopの曲?って言うくらいの西の曲に仕上がってる。
#4. Long NightはUsherとの絡みだが、個人的には微妙・・・。
#8. Body On Meは今回のアルバムで一番好きな曲、Ashantiのアルバムの曲とかぶってるんだけど、こっちのVersionの方が断然好き。
#11. One And Onlyは歌うラッパーNellyの真骨頂。
#12. ChillはSt. Lunaticsのマイクリレー、今回のアルバムで一番好戦的な曲。
本当に今回のアルバムは客演が非常に多い、挙げていくとRick Ross, T.I., LL Cool J, Snoop, Nate Dogg, Usher, St. Lunatics, Fergie, Chuck D, Akon, Ashanti, JD, Ciara, Pharrell, Gucci Mane, R. Kelly, (Keri Hilson, Avery Stormは知らないけど)、という書くだけでも面倒くさいほどいる。
このレビューを書いてる時点でBillboardのランキングは分かってないけど、1位をとってもまったくおかしくないアルバム(どうせならWarriorも入れて欲しかったなぁ)。
またNelly近辺ではT.I,とのコラボアルバム、Murphy Leeの2ndなど、まだまだ目が離せない。
みどりのマキバオー (15) (ジャンプ・コミックス)
事実上マキバオーは12巻で終了したと言ってもいいので、13巻以降は何だかフワフワといまいち掴み所のない展開になってしまいました。
無念の引退を遂げたカスケードの遺志を継ぐという意味での世界への挑戦は合理的ではありますが、やはり今作の最終目標としていたのは「打倒カスケード」だったので、そのあとの展開はこじつけのように感じられてなりません・・・。
16巻の終わり方もとても残念なもので、最終的には強いメッセージ性を遺したものの、やはりこの漫画は12巻で終わってほしかったです。
何だか13巻以降をボロクソに言っていますが、僕がこの「ワールドカップ編」で一番好きなのが、この15巻です。
この巻は、表紙でもわかるようにベアナックルが大大活躍!!
すんごく面白いことになっています。
ツァビデルに「カスケード並みの素質馬」と言われたことも納得の怪物ぶりを発揮してくれています。
とにかく必見。
ちなみに、僕はベアが最強馬だと思っているのです(笑)。
ニャキニャキニー!!