ドラマCD「ペルソナ3」Vol.1-Daylight-
今回、あのペルソナ3がドラマCD化ということで購入しました。
収録内容は学園祭直前の頃の話です。
ゲーム本編の流れそのままで自然に溶け込み、メンバー達の穏やかな日常生活を聴くことが出来るので、戦闘中や寮ではこんな風なんだな、と聴いていると思わず頬が緩んでしまいました。
もちろん、劇中のサウンドや、効果音なども健在です。
更にはゲームでは聴くことの出来なかったキャラ達のボイスも…!
なので、ファンにとって嬉しい一品ではないでしょうか?
また今回は、少し謎を残して終わっているので『vol.2』の発売が楽しみです。
個人的には主人公の「どうでもいい」が聞けたので満足でした!
アルシャードクロスオーバー リプレイ3 創世! 真ラグナロク!! (ファミ通文庫)
笑えるネタてんこ盛りの「襲来!コスモマケドニア!!」は、田中天氏のギャグセンスが炸裂した良作でした。
それに対し「爆誕!ゴッドウォリアーズ!!」は良い話を作らせても上手い、田中天氏の脚本能力が光った作品でした。
そしてこの完結編、「創世!真ラグナロク!!」は、壮大なストーリーでもきっちりと完結させられる力量を感じさせた作品です。
2巻の作中で天氏が語られているように、小説でもマンガでもドラマでも作品というものは「メリハリが大事」な訳ですが、
クロスオーバーシリーズは、全3作を通してメリハリがついており、神話にふさわしくスケール感は壮大、笑いどころ満点、それでいて読んで感動することができる、アルシャードシリーズの「最後の公式リプレイ」の名を冠するにふさわしい作品だと思いました。
エンターテイナー田中天氏の次回作を期待したいです。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら PREMIUM EDITION(初回限定生産)(Blu-ray+DVD)
この人気アイドル「AKB48」をこうまで若者たちを狂わせ夢中にさせたのは、
かつて「おニャン子クラブ」で一世を風靡した、放送作家で、作詞家で、企画屋で、プロデューサーの秋元康。
美空ひばりの「川の流れのように」の作詞を手がけ、
「おニャン子クラブ」「AKB48」…をスターダムにプロデュースした彼を、
私が選挙参謀ならば絶対に彼を選挙ブレーンの一人に参加させます。彼は時代の雰囲気を香りと色と「形」に演出できる稀有な男です。
その彼が「AKB48」の前田敦子を主演にプロデュースしたのが、この映画です。
まず初めに、岩崎夏海の原作、略して『もしドラ』のベストセラー化がありました。
私も昨年、書店で見つけて興味半分に読んでました。
ちょうど『ポスト資本主義社会――21世紀の組織と人間はどう変わるか』(ダイヤモンド社、1993年)や
『ネクスト・ソサエティ――歴史が見たことのない未来がはじまる』(ダイヤモンド社、2002年)』読んでいたので、
難解ではあるがその卓越した視点に驚嘆していたところでした。
「マネージメント」と「マネージャー」の大きな勘違いで本来ならば大笑いで終るエピソードなのだが、
ただその経営理論が、野球に応用されるとは、それも一つの「経営マネージメントまがいの小説」に仕立てて、
100万部200万部のベストセラーとは、これも破格な本になりました。
さらに再びヒット映画をプロデュースしました。原作者の岩崎夏海もまた秋元康の影響下にある一人です。
このヒットの秘密は、
'1、一つには、勿論秋元が、岩崎夏海の『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』と、
アイドルのAKB48を結びつけてたプロデュースの勝利です。
例えば、選挙戦とアイドルはいままでつながらなかったですが、素晴らしい新鮮さが有りました。
'2、二つは、本来どのように作為的に演出しようとも、経営学の硬派のマネージメント論が、
ばかげた事に高校野球の女子マネージャーと、異種なものを一つの物語の括弧に中に入れてしまったストーリ性の奇抜さでしょうか・・
荒唐無稽だけに尚更に新鮮味溢れ、斬新である点です。
'3、三つ目は、スポーツ映画は、ボクシングやアメフトやなど名画がいろいろありますが、
その中でも「野球」という資本主義のアメリカが誕生させた、
人間の欲望と希望と奇跡を担ったストーリに満ちているスポーツを骨子に選んだことです。
ある意味で、野球神話に依存した神話力の勝利だと思います。
アイツの大本命3
毎回大爆笑させてくれる稀有なBLCDで、キャスティングや演出は相変わらず素晴らしく、さすがは阿部さん(この道でわりと有名な名演出家)安心して笑わせてもらえます。ですが、何と今回コミックスのact9と10がはしょられてしまっていたのです〜!ここまで忠実に再現してあっただけに、残念でなりません(T_T)特にact9の牧村は傑作なので、ぜっひ吉野さんに演じていただきたかった…! まあCD的には新キャラの西田君を出しーの、山中ととらちんの話も入れーのしたかったから、削らざるを得なかったかもしれませんが★ このCDのおもしろいところは、美形ばかりでもなく、男性ばかりでもないところにミョーにリアリティーがあるからでは?と思っているのですが。 とにかく好きなエピソードが削られてしまったことで減点してしまいましたが、ドラマ自体はこんなに肩肘張らずに聴けるCDも珍しいほど楽しめました。 コミックスと巻数がずれてもいいから次巻は削られたエピソードをちゃんと入れてほしいと思います。
アイツの大本命2
待望の第二弾。前回同様ストーリーの流れはほぼ漫画通りでした。クスっと笑えるシーン、大笑い出来るシーン、ニヤニヤしちゃうシーン、胸キュン出来るシーンが満載です。今回は吉田(阪口さん)の乙女度が何倍も増していて前回よりも確実に可愛いです^^もうすでに「ブサ可愛い」ではなく「超可愛い」になってます!個人的には佐藤を取り巻く女子達の声優さん達が可愛くて可笑しくて愛しいです(笑)
とらちんに関して…欲を言えばもう少しだけ山中に対しての照れを表現してほしかったです。いや、もっと!もっと恥ずかしがってくれ川原さん!とツッコミを入れてしまいました。とらちんと言えば川原さん!と思えるように何度も聞きたいと思います。
オリジナルの脚本も少々あり、楽しめる作品です。漫画を持ってる方は是非CDを、そしてCDを持ってる方は是非漫画を…と、皆々様にオススメしたくなるソフトBLCDです(^O^)