フリントはまだまだ何処までも飛ぶさ!おすすめ度
★★★★★
出崎・杉野コンビ作品には素晴らしいものが多いですが、その中でも必ず上位に食い込む
であろうと思われる星5以外ありえない傑作中の傑作。
再放送当時は中学生でしたが、物語が後半佳境に差し掛かる頃には殆どの男子がこれを見る
為に急いで帰宅するという現象が起きてました。校内暴力真っ盛りの時代でしたが、老いも
若きも、不良も優等生も、皆ハマってましたよ。
男は皆ジョン・シルバーに憧れてしまうのかもしれません。(グレイも好きですが)
最終回のシルバーの台詞
「さあ、どうした、フリント。おめえはまだ老いぼれちゃいねえ。飛べねえ訳はねえんだ。
さあフリント、飛んでくれ」
「ほうら見ろ、飛べたじゃねえか。フリント」
「どこへ行ったって、どんなことに出くわしたって、その気になりゃあ、俺たちはまだまだ
飛べるんだ!」
オープニングの勇壮なイントロに重なりながら、ゆっくりと大きくなる「宝島」の文字を
見るだけで、あの頃の胸の震えが甦ってくるような気がします。
大人になった今も魅力的な作品ですおすすめ度
★★★★★
このアニメは子供の頃大好きになり、毎週わくわくして楽しみに見ていました。オープニングの「宝島」の文字が出てくると、ドキっとするくらいでした。何に惹かれていたのか当時はわからず、ただジムと共に冒険を体験し、ジムとシルバーとの関係がとても好きでした。その頃は、ガンダムが人気でアニメ雑誌にも取り上げられることは少なく、ある雑誌の「宝島」の特集号だけが宝物でした。
今回DVD-Boxが発売されたとのこと…、良い時代になったものですね〜。お値段は張りますが、Amazonのレビューでの評判の良さを見て、即購入!しました。
30年ぶりに見た「宝島」は、大人になった今でも十分面白い、優れたドラマでした。シルバーは善悪を超えた魅力的な人物で、根はとても優しくて、カリスマ性がありますね。DVD-Boxの付録のスタッフインタビュー集に、出崎統監督がどのようにキャラクターに肉付けしてドラマを作っていったか、何故このセリフを言わせたか、が述べられており、これも読む価値ありでした。この作品が多くの人を魅了する理由は、沢山あると思いますが、生き生きとした多様な人物像、引き込まれるストーリー展開、アニメーターの絵の魅力、音楽の素晴らしさ、声優さん達の上手さと熱意…、など様々な要素があったのだなあ、と感じました。
大人になり、社会に出てやりたい事に向かって努力して、困難にぶつかったり、人間の良い面や汚い面を見ながらだんだん強くなり、それなりに自分のやりたい事を出来てきたのは、この「宝島」の影響があったのではないか、と感じました。いま幸いにもいろいろな夢を叶えることができているのに、一抹の淋しさを感じることがあります。このアニメを見返してみて、「人間は夢を追って夢中で生きている時が、一番幸せなのかもしれない」と感じました。そして、「俺たちは、まだまだ飛べるんだ。」というシルバーの言葉に、幾つになっても夢を追うことが出来るんだ、という気にもさせられました。
最終回のジムのように、「やっぱり、居たんだよ。俺のシルバーが。」そんな気持ちです。このDVD-Boxは、買う価値あり!です。
これほどカッコいい男の世界があるか?おすすめ度
★★★★★
5年ほど前の再放送でものの見事にハマり、今だに細かい登場人物の名前(かもめのパピーや、トレルオニさんなど)や、主題歌までソラで歌える。映像化されたすべての「宝島」の中で、もしかしたら原作も含めて一番おもしろいと思う。
起承転結のはっきりした冒険ものだが、決してこども向けではなく、大人も十分楽しめるし、女性でも十分泣ける。私は泣いた。ちなみに私が一番泣いたのは、レッドルースじいさんが亡くなったあの回だ。超マイナー。
それにしても男性キャラが本当にかっこいい。シルバーもグレイも、影のあるあの姿がたまんない。何だか男性が理想とする男性って感じだが、そういう人はやっぱり女性にも魅力的だよ。あの2人最高。最終回を観てますますカッコよく感じたね。
DVD-BOXなので少々値段はかさむが、見始めたら止まらない面白さなので、金額分の価値は絶対にある。翌日のお仕事に差し障りがないよう、お気を付けて。
好きにならずにいられないおすすめ度
★★★★★
悪役のシルバーの魅力が秀逸です。スティーブンソンの原作では野暮ったい感じでしたが、アニメでのシルバーはとても粋です。シルバーを否定しながらも、少年ジムがどうしてもシルバーを嫌いになれない・・・。
お互い敵と味方となってしまうジムとシルバー。
「あきらめな、強いものが勝つんだ」というシルバーの言葉に、「違う!正しい者が勝つんだ!」と叫ぶジム。シルバーは悪い人間でありながら、そんなジムの純粋さを守ろうとします。
なかなかこのアニメの良さを言葉では言い表せません。あまり有名でないのが残念です。傑作です。ぜひ見てください。一気に見てしまうこと請け合いです。
ちなみに、購入者応募特典の宝箱は、電話で問い合わせたらまだ間に合いました。あんまり「宝島」グッズはないので、嬉しかったです。
「コナン」と「宝島」は永遠の傑作!おすすめ度
★★★★★
ついに再販してくれた!感激!1978年は「宮崎駿」の傑作「未来少年コナン」が放映された年であり、当時高校生だった私は「この作品以上の作品は当分現れないだろう‥」と思っていた。「コナン」の放映が大詰めを迎えている頃、民放であるアニメ作品が放映を開始した。‥それが「宝島」だ!監督は鬼才「出崎統」。「エースをねらえ!」「あしたのジョー」で類い稀な作品を生み出した「巨匠」だ!この2つの作品は原作があるにも関わらず、まったく別の切り込み方で「観る者の心を虜」にした!一方は「少年と少女」、一方は「少年と海の男」。共通点が無いように見えて、作品を観終えて心に残るのはまったく同質なものであるのが「本当にスゴい」!「宝島」は「コナン」の影に隠れてしまい「目立たない作品」に思われがちだが、一度観てもらえば「抜群な演出、迫力ある美術、素晴らしい個性的な声優達」比類なき「傑作」なのがお分かりになると思います。ラスト近くの「シルバーの男気とその生きざま」に感動すること間違い無し。若山、清水の名演も素晴らしい!ラストの「シルバーの止め絵」は、いつになっても心に残る!「コナン」から「宝島」へ‥。アニメの「神」は「降臨」した…!必見の「傑作」です!
はっきりいって、すさまじい出来です。
おすすめ度 ★★★★★
はっきりいって、すさまじい出来です
。ファンなら買って間違いなく損のない品ですね。
買って良かったと思います。