これはいいっ!おすすめ度
★★★★★
何の予備知識もなくなんとなく購入した。彼がベースにしているハワイアンサウンドはただひたすらピースフルでハッピーというやわな方向に走りがちでどちらかと言えば単色的なサウンドが多い。だが、Jack Johnsonその人はハワイアンサウンドに自分の色をたっぷりと塗り重ね厚みのある油絵然とした多彩なサウンドを創出することに成功した。力を入れ過ぎず抜き過ぎずにいる絶妙な立ち位置がなんとも言えず気持ちいい。技巧どうこうではない喜怒哀楽を感じさせるギターのカッティングも最高だ。もちろん快晴の浜辺でカラッと聴くのも良いのだろう。だが、仕事帰りの怠惰な夜道を軽快にしたい、が、テンションを上げ過ぎたくはない、どこかメローでいたい、そんなときにこそ是非聴いてもらいたい。先入観無しに聴いて頂きたいお勧めの一枚だ。
細部まで妥協なし
おすすめ度 ★★★★★
非常に素晴らしい一品だと思います
。TOP100ランキングに入っているのでご存知の方も多いと思いますが、
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。
概要
生まれ故郷のハワイにて、ひとりビーチでサーフィンを楽しみギターを鳴らしてきたシンガー・ソングライターのジャック・ジョンソンは、本土で大成功を収めた。2003年の『On and On』はビルボード200で初登場3位を飾り、ヒット・シングルの「The Horizon Has Been Defeated」の陰でプラチナ・アルバムとなった。そして、彼の栄光はさらに輝く定めにあるようだ。流れるようなコード、柔らかな声はそのままに、ここにきてジョンソンのメロディに対する本能が彼の自己規制の能力並みに研ぎ澄まされた。こうしたことが積み重なって、3rdアルバム『In Between Dreams』が生まれた。彼の異彩は特に3分間の関係を描いたドラマ「Sitting, Waiting, Wishing」や、オリジナルはハンサム・ボーイ・モデリング・スクールの『White People』アルバムのために録音された「Breakdown」のリメイクに顕著で、余計なものをそぎ落とした端正さがむきだしになっている。こぞってファンが飛びつくアルバムになるだろう。(Aidin Vaziri, Amazon.com)