みんなのうた ベストヒット・コレクション [DVD]
「NHKみんなのうたの映像集大成版 DVD12巻セット」を持っており、
その内容をとても気に入っています。
そこに収録されていない曲の中にも良いものがあるだろうと思い、
みんなのうた関連作品を探しているときにこのDVDをこちらのサイトで見つけました。
みなさんの評価を読んで私も買ってみましたが、少々期待と違う内容でした。
そして、自分が1980年代、90年代の懐かしい音楽を探していたことにやっと気づきました。
このDVDに収録されているのは、最近の曲が中心で歌謡曲のようなものが多く、
かつてのみんなのうたのようなものはあまり含まれていません。
昔のみんなのうたは、歌謡曲とも童謡とも違う、
個性的というか、特異というか、強烈なインパクトを持ったものが多かったと思いますが、
このDVDの中の作品の多くは、最近の歌謡曲に映像を付けたような印象でした。
読み直してみると、レビューを書いた方々の感想は間違っていません。
彼らがこのDVD中の曲に求めたものを、私はもっと昔の曲に求めていたようです。
私のような感覚の持ち主のために、あえてこのレビューを書きました。
選曲や個々の曲が悪いということではなく、昔のみんなのうたとは
ずいぶん内容が違いますよということだけ知ってもらえたらと思います。
最近の曲が好きな方にとっては、もちろんお勧め商品だろうと思います。
アンコール
1981年にフォーク・デュオ・グループ「雅夢」(がむ)として「愛はかげろう」でデビュー。1985年に雅夢を解散した後、ソロ・アーティストとして活動を続けてきた三浦和人(三浦雄也)の、これが初めてのベスト盤。今ではCDの入手がかなり困難となっているアルバム「アビチュード」や「7年目のアンコール」の楽曲も多数収録。「マイナー・コードの三浦」と自称するだけに、彼の作る曲たちの叙情性は随一。その世界をじっくりと堪能できる。時々現れるポップな曲を嫌う向きもあるが、そこは彼のチャレンジ精神を称えつつ、新たな飛躍を期待したい。雅夢時代の曲(ポプコン・マイ・リコメンド/雅夢)と聞き比べるのも良し。
歌姫3~終幕
往年のファンです。このアルバムを聞いて、中森明菜が何かを成し遂げ、本当の歌姫になったと確信しました。スキャンダルの相手たちがそこそこで収まっているのと対照的に、中森明菜はもって生まれた業の深さとその才能ゆえに、十数年のブランクを経て大輪の花を咲かせようとしているのでは…。ジャンルは違うけれど、美空ひばりさんのような活躍の仕方ができる人だと思います。これからも応援していきたい。