ヘボ医のつぶやき (集英社文庫)
現代の日本では、若い人を中心に「愛し合っていればセックスしても良い」という考えが主流となっている。だが、果たしてこれは正しいのだろうか?
正直に言うと、私はこの考えは、100%間違っていると思う。その理由は、望まない妊娠や性感染症などが、恐るべき事態を招くからである。実際にこの本では、人工妊娠中絶や性感染症などの、性に関する重大な事例がはっきりと描写されているが、これらの「悲しみの性」を実際に見ると、私は次に挙げるような、セックスに関する4原則を徹底的に叩き込むしか無いのかと、つくづく感じてしまう。
(1)性感染症の対策が万全であること
(2)子供を作ることが主目的であること
(3)そのカップルが経済的に安定していること
(4)そのカップルが法的に認められている、若しくは認められることが確実であること
なお、私は男性であるが、特に男性の場合は、女性よりもこの本をしっかり読んで、正しい性に関する考えを徹底的に叩き込むべきだと思う。それは、この本の文章を借りれば、(2)から(4)の結果は、「女性が一方的に背負い込む」からである。だから、男性は絶対に、軽い気持ちで性関係を持ってはならないと思う。
もちろん、著者の河野さんは男性だけでなく、女性にも正しい性に関する考えを徹底的に叩き込むことが必要であると訴えているが、いずれにしろ、性に関する問題を無くすためには、まず私たち若者がこの本を読んで、性の考えの荒廃がいかに重大な悲劇を招くのかを、はっきりと頭の中に叩き込むべきである。そして、著者からの「自分の体を大切に!」というメッセージを、強く頭の中に刻み込むべきである。
そしてその上で、上記のセックスに関する4原則の遵守を徹底させない限り、この本で描写されているような悲劇が100%繰り返されると断言出来るのではないだろうか。
つぶやき隊 ~まだまだ言いたいことがある~ [DVD]
バカ昔ばなしというゆるーい笑えるアニメDVDを出してる会社と同じみたいだけど
これまた別の角度からくる笑いで、つぶやきシローのつぶやきが絶妙に面白くてツボってしまった(笑)