BEST OF
1983年以降のワーナー・ブラザーズ/リプリーズ移籍後の代表曲を集めたコンピレーション・アルバム。今さらベスト盤でもないだろうと思うオールド・ファンもいるかもしれないが、ワーナー移籍後のベスト盤はこれが初めてだし、映画『プリティ・ブライド』挿入曲「ブルー・アイズ・ブルー」や99年11月の来日公演でクラプトンと出会った若い世代のファンもいたはずだから、リリースのタイミングとしては悪くない。あとはその内容だが、これもかなり贅沢なものだ。「ティアーズ・イン・ヘヴン」や「チェンジ・ザ・ワールド」など90年代のヒット曲はもちろん、「いとしのレイラ」のアンプラグド・バージョン5、「ワンダフル・トゥナイト」のライブ・エディット・バージョン15、2曲の新曲、さらに日本盤のみのボーナス・トラックを加えた全16曲。功成り名遂げた時代のベスト盤。
トータル・フィアーズ [DVD]
トム・クランシーの看板シリーズ、ジャック・ライアンもの。
ジャックはCIAの人間だが、エージェント(諜報員、スパイ)ではなく、アナリスト(分析官)。要するにデスクワークである。
実際に情報機関の人間のほとんどはデスクワークなのが現実。
しかし、どうしても「地味」なため、映画や小説の世界では余り取り上げられない。
本シリーズのジャックも、007のような派手な銃撃戦などはしないで(殴り合いぐらいはするけど)、頭で勝負していく。
そこが新鮮で、カッコいい。
その代わり、ジョン・クラークという凄腕工作員が007のような活躍をしてくれる(ジョン・クラークが主人公である小説もあり、そちらもかなり面白い)。
小説版とは時代設定などに多少の変更が見られるものの、同じく一級のポリティカル・サスペンスに」仕上がっている(アクションとは言いがたい)。
昨今のCGを多用した、派手さが売りでノリで押していく系のダイナマイト系アクション映画(?)に疲れてきた人には、最適な作品といえるでしょう。
じっくりと、ロシアン・ティーを飲みながら鑑賞したい映画であります。
世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編
本書は、世界名作劇場シリーズの北アメリカ、南アメリカ及び無人島やアフリカ、そして世界中を舞台とした「赤毛のアン」、「家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ」、「トム・ソーヤーの冒険」、「私のあしながおじさん」、「母をたずねて三千里」、「愛少女ポリアンナ物語」などが収録されています(注意:2009年に放送された復活第3弾で通算第26作目の「こんにちは アン 〜Before Green Gables」はカナダが舞台のため、本来なら本編にあたる作品だが、2010年春発売のヨーロッパ編にて巻末で特別収録されていますので本書には収録されていません。本書は2009年夏に発売されたのだが、その時は「こんにちは アン」が放送されているためです。ですから、「こんにちは アン」を目当てに購入しないように注意しましょう)。
ヨーロッパ編にもレビューを書きましたが、各作品の名場面や食べ物、動物の特集、それからキャラクター設定画や原作の紹介、各話のエピソードのあらすじ、コラムなど世界名作劇場ファンにとって非常に充実した内容になっています。もちろんファンじゃなくても楽しめます。本書を読んだだけで、オープニングとエンディングの映像や名場面でこんなのだったなぁと、きっと懐かしい感じになると思います。またあの作品が見たくなると思わせるほど素晴らしい本書です。ファンの方(またはファンじゃない方も)は是非ヨーロッパ編と2冊揃えてくださいね。
ちなみに私は、「赤毛のアン」や「私のあしながおじさん」を目当てに購入しました。特に「赤毛のアン」が好きだったので。
ロック魂イギリス編 1976-1980
70年代のイギリスを象徴しています。ロックからバラードまでそつなく集めています。これをきっかけにそれぞれのアーたぃすとに入っていくのもいいのではないでしょうか。こういうの好きです。
VOLT 初回限定盤【CD+DVD】
イエローモンキーへの愛。壊して苦悩した自分自身。解放して模索中。
今このアルバムで全て受け入れて、振り切った感じ。バンド時代の吉井和哉もソロの吉井和哉も、ただ1人の「吉井和哉」
全部認め、全部消化した様な「VOLT」。私はソロ作品の中で一番好きです。