西原理恵子の人生画力対決 2 (コミックス単行本)
今回の画力対決は、ファン垂涎。吉田戦車、浦沢直樹、竹宮恵子とくれば、
ファンは買う以外に無いでしょう。
こういう事ばっかりやってないで、
ちゃんと漫画を描いてという意見もあるようだが、
これはイラスト描きの仕事をしたり、
旅行記書いたりとは違います。ファンサービスなので.大いにやってください。
今回私は、松本零士の描いた鉄腕アトムに爆笑。
ごきんじょ冒険隊
主人公は幼稚園児のまなちゃん。
平日は幼稚園で能力をあげ、日曜日には冒険にでかける、というゲームです。
プレイしたのはずいぶん昔ですが、イラストがかわいいし、
キャラクターや街のそこかしこにある小物のひとつひとつも凝っていたし、
毎週起こる冒険のイベントも楽しかったです。
一ヶ月ごとに変化していく町の様子を見ていったり、
能力によってイベントが変わるものもあったり、二周、三周と楽しめるゲームでした。
毎週起こるイベントも、笑えるものがあったり、心が温かくなるものもあったりバリエーション豊かでした。
しかし、星が4つなのは、
イベントによっていじめっ子のキャラクターのいたずらがキツイものがあったから、
セーブが2つしかできないから、(当時3人兄弟で回しプレイしていたのですが、おかげでできませんでした…)
ストーリー全体が王道というか、子どもっぽい感じがしたからですが、
前2つはともかく、最後のものは主人公はじめ多くが幼稚園児ということもありますから、よい点になるかもしれません。
わざと能力を落としたり、というマニアックなプレイをしなければ、
難易度も簡単で、ストーリーや世界観もあいまって対象年齢は低いかもしれません。
近年12歳以上対象や15歳以上対象などのRPGゲームが増えてきている中、胸を張って全年齢対象RPGといえる作品だと思います。
(あ、でも一部キス…というより「ちゅー」の描写があったかもしれません…)
難解な謎解き、壮大な世界観などを期待している方には向かないかもしれませんが、
ほのぼのとしたい方や、お子さんや普段ゲームをしないライトユーザーの方にはオススメです。
SFCをお持ちの方で上記にあてはまりそうな方は手に入る内にぜひ。
ちなみに、私個人は漫画版はクリアしてからおよそ10年後に入手したという形ですが、一度遊んでから漫画を読む(あるいはその逆)だとさらに楽しめるでしょう。
ゆず (秋田文庫)
帯の言葉に釣られて買いました。
購入当時、我が家の猫が死んでしまってとても悲しい思いをしていましたが、この本のお陰で家族との会話も増え、笑顔が増えた気がします。
新しく飼う事になった猫を「ゆず」と呼びそうになったり、友達に読んでもらったら「猫が飼いたくなった」と感想を貰えたり、猫好きの輪が広がったような気がしました。
「ああ、うちの子もする」という仕種、「ああ~、私も~」という飼い主ならではの溺愛っぷりも描かれていて、楽しめる上に、猫を飼うという大変さも分かって頂けるのではないかと思います。かなりお勧め。
振袖いちま 上 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
大正時代の市松人形(ちょっぴりわがまま)が人間の女の子と繰り広げる、一話完結のドタバタほんわかコメディです。
おしとやかな口調だけど毒を吐く市松人形の「いちま」が可愛いんです。
幸せな気持ちになれる作品です。