トロピコ3
住民の幸福度、人口、収入や支出、環境や犯罪率、政治勢力との関係などを操作しながら島の大統領として島を統治する都市育成ゲーム。
食料、休息、信仰、娯楽、仕事、健康などのパラメーターをもつ住人を自由に遊ばせながら資本主義に徹するのもいいし、
武力で民衆を押さえ込む軍国主義、排他的な国枠主義など、島をどうやって統治しても自由なのがとても楽しいです。
キャンペーンモードは15個の島があって、最初に選べるのはひとつの島だけだけど、
島ごとに定められたクリア条件をクリアしていくと選べる島が増えていきます。
このモードでは難易度を選べません。
サンドボックスモード(フリープレイ)では、「政治的安定」「経済」「観光」「ゲームプレイ期限」「島の初期の人口」「イベント頻度」の6つのパラメーターを自分で決めて難易度を調整できます。
ゲーム性はほぼトロピコ1。2の方じゃなくて。
勝手に建っていく“ほったて小屋”が、マンションなどに引っ越すと同時に自動で消えていくので住居の不満が小屋の数に直結していたり、
「知識人の派閥が高校を建てろと申し立てています」などのメッセージが、島の変化に合わせてリアルタイムに事細かにハッキリと表示されるので、自分はPC版のトロピコ1よりも住民の不満がどこにあるのかわかりやすかったです。
また、カメラをぐるぐる回せるおかげで樹木に隠れてしまう建物がなく、
建築予定の場所に“ほったて小屋”があっても、建築予定を入れると自動で撤去してくれたりして、
(PC版のようにブルドーザーで小屋の駆除をしてから
建築の指定をするなどという面倒な事をしなくてすむ)
あの細かいメニューをコントローラーのボタンにうまいこと割り振ってあるのも含めて、XBOX360で遊びやすいようにちょこちょこ工夫がされています。
“道路”が立派で、(今回はアスファルト舗装です)港から遠いエリアでも街を作りやすいし、車を使うことでドックの搬出速度と住民の移動速度が上がって経済的に楽になるというのも面白かったな。
あとグラフィックが最高に綺麗になってます。
うっすらと雲がかかった島全体を見渡す俯瞰カメラから、建物の窓ガラスがアップになって写りこんでいる景色が見えるようなアングルまで近づくことが出来て、地面の芝などがすごく細かいのも嬉しいです。
時間の経過で夕日が沈み、世界がオレンジ色に染まる中で建物の屋根が金色に光る様子などはかなり癒されました。
島の環境・美観を上げる“樹木”コマンドも健在です。
公園っぽいものまであって15種類くらい。噴水も2種類。すぐ設置できるのがいいです。
不満なのは個別ステータスの出るウィンドウが大きすぎて邪魔なことと、42型テレビでも読むのに時間を要するほどの文字の小ささ。それとフリーズの多さ。セーブはこまめにした方がいいです。
XBOX360で発売してくれたことが何より嬉しい!
今まで知名度が低いせいで、友達に薦めても誰も興味を示してくれなかったので。
Tropico / Seven The Hard Way
2枚のCDが1枚にまとまったお得な輸入CDです。女らしさを強調した前半(Tropico)と激しいロックの後半(Seven the Hard Way)とでガラッと変わります。シングル・ヒットした曲以外にも聞き応えのあるものがたくさんあって飽きません。
トロピコ プラス~パラダイスアイランド~
農業、漁業、林業、鉱業の第一次産業、
葉巻工場、缶詰工場、家具工場、宝石工場などの第二次産業、
観光系統の第三次産業、
教育機関や医療機関や警察や軍などの公共機関と住宅、
港や道や空港などのインフラ、
生活水準向上や敵対者排除や産業活性などの布告、
間接的な外交、選挙、住民の反乱、天候、天災、経済状況の変化。
これらがゲームのベースなんですが、
それらの相互関係がわかりやすくシンプルなので、
初心者にもとっつきがよい方だと思います。
しかしそのシンプルさがシステムのバランスを巧妙にしているため、
うまく調整された難易度や設定を変えることで、
ビルドモードみたいなレベルからとんでもなく困難なレベルまで
いろいろパターンを変えて楽しめますし、<P!>グラフィックも音楽も味があり、ハマると中毒性があります。
ワンプレイの時間がそれほどは長くならないため、
ちょっと思い出してはやってみるといったように、長く繰り返して遊べると思います。