天体議会
最初の数文で、「セリフを喋るのが早過ぎる」と聞き辛さを覚えました。せっかくのドラマCDなのだから、ゆっくりと、聞き手がドラマを聞き込めるような作りにすべきではなかったか。それが第一印象であり、「聞きたい」本心以上の好印象という形にはなりませんでした。
正直な所、女性向きBL物でもセリフをはっきりゆっくりと喋っている物は多いですし、私が聞いてきた作品の中でも「聞き辛い」部類に入ります。まして「天体議会」は学校図書館選定図書に認定されていたそうですので、「聞きやすさ」には特に力を入れて欲しかったです。
せっかく、高山みなみ&緒方恵美を起用しているというのに、「登場人物が少年だから早く喋ればいい」というのを意識し過ぎたか。他出演作品では聞き取りやすいお声をしていらっしゃるだけに、残念。
「セリフを楽しむ」面では満足に至りませんでしたが、それ以外の演出面、効果、劇中に登場する語句などは中々原作を理解した上で作り込まれていると思います。
築地魚河岸三代目 36 (ビッグ コミックス)
掲載されたのが「ビッグコミック 2011年 14号〜22号」ということで、さすがに東日本大震災に関するお話しが2つあります。
もっとも私は若君の行動と英二さんの言葉が印象に残りましたが。
「移動販売への道」
三代目は都心でも買い物難民が増えていると聞き、魚の移動販売を始める。春君が乗り気になるがちっとも売れない。この道35年の松田老人がアドバイスしてくれることになったが・・・
「節電に合う魚」
鮮太の保育園での夏祭りは節電のため照明が不必要な昼に行うことに。三代目は魚の串焼きを提案するが、祭の実行委員会の一人から「火を使うのでは節電にならない」と言われ・・・
塩ザケのマリネ、マグロとマコガレイの紅白漬け丼、アジのなめろうの氷なます。
「復興の定置網」
震災後、東北の漁業が大変という話を聞き、拓哉は「魚辰を辞めて東北で漁師になる」と言い出す。三代目は拓哉と共に定置網漁が再開されたばかりの宮城県女川漁港へ。一方、東京に残った若は謎の行動を・・・
英二さんの言葉「漁師のオヤジさんに連れられ御前崎から築地に来た時から、拓哉のヤツは何ひとつ成長していやがらねえ・・・」
エゾイソアイナメ(ドンコ)の料理各種、マンボウ、金華サバ。
「恋する干物」
なんと若君がプロポーズをした!? でも相手の父親は大反対。「娘を養えるかどうか、サンマの干物で証明しろ」と言われる。
ところでサンマを干物にするには色々と制約があって・・・
英二さんの言葉「ちったぁ成長してるようですね、やつも・・・」
頭文字[イニシャル]D Fifth Stage Vol.1 [DVD]
今回のイニDは前回のシリーズでパスされていたプロジェクトDの偽者登場!!からスタートデス!
作画的にはマシーンの映像はほぼ完璧に対してキャラクターの作画が着いてきてない(原作の絵と比べると綺麗な方ですが・・)
第一話は軽いジャブみたいなもので実質的には第二話からスタートと観てよいと思います。
前回シリーズでは藤原拓海の走りがメインで高橋啓介の走りがかなりカットされていたが今回は期待したいところ。
一つこの手の作品の暴走行為に関して・・
作品なかで「我々プロジェクトDは正義だ!」みたいな発言がありますが・・道交法的には立派な犯罪行為だってことを忘れているのがやや気になります。
イニDとはやや離れますが
作画のところで「アルプスの少女ハイジ」も高いレベルの話で背景画とキャラクターとのLv差が激しかったのを思い出します、特に幼い頃のヒロイン「ハイジ」の顔が平らに感じましたからね。
築地魚河岸三代目 (9) (ビッグコミックス)
大衆的な食品でも旬と呼ばれる時期にあるものは、旬を外した高級食品にも勝る。
情報多寡のご時世では、このような自明の理すら自明ではない。
大事なのは価格であり、根拠のない先入観である。
隆盛を極める情報産業はたまに振り返ったほうがよい時期に来ているのだろう。
いやまてよ、これだけ情報があふれている世の中なのだから、消費者が積極的に「旬」の情報を集めればよいのだ。
そして、世評に惑わされることなく、美味しいものを求める姿勢。
すなわち自立的な消費者になることも大切なのだ。
嘆いてばかりいても何も始まらないのだ、前向きに行こう。
築地魚河岸三代目 (1) (ビッグコミックス)
魚のさばき方、目利きは素人な元銀行員の三代目が、悪戦苦闘しながら
食いしん坊の好奇心でちょっとづつ成長していきます。
店かパックの刺身・切り身でしか食べなかった自分ですが、時々は市場
の魚屋さんで買うようになり、簡単な料理をするようになりました。
ちょっとだけ努力して、美味しい魚を食べたいと思わせる本です。