小道迷子の台湾ではじめよう、中国語
度々中国本土へ出張していた知人の言う「繁体字を知っていれば簡体字はすぐわかるようになる」を読み進めるウチに自然と実感した一冊。
でも、本書の主題はあくまでも発音。基本を抑えつつ例外についてエピソードを織り込みつつ説明するスタイルで、項目ごとに「まとめページ」もあります。参考書形式よりも、コミック形式のがアタマに入りやすい人・記憶に残りやすい人は、この本で重点的に覚えるのも手かもしれません。ただ、発音を主題にした本でありながら、実際の音を聞けないのは、ちょっと痛い。
コミック形式というのはそのままに、例えば目的の単語をタップ or クリックすると発音を聞けるような仕掛けの電子書籍にまとめ直した方が、もっと内容が生きるように思いました。
こんにゃんでい~ぶんか (ワイドKC)
日本人は海外に行くと「郷に入っては郷に従え」の精神でそこのルールに従おうとする。
中国人は海外に行っても振る舞いたいようにふるまう。
日本人は迷惑をかけないことを是とし、中国人は我慢しないことを是とする。
近くの国であっても価値観はかなり違うのだなぁと思った。
そして、中国人が謝らないことについて少し苦々しく思っていたのだけれど、それは
誤解であり、何もフォローしないわけではないことも知った。
でもやっぱり日本人としては謝ることで貸し借りなしにしたい。
紹介内容がちょっと少ないと感じたので星を一つ減らしました。ごめんなさい。
中国人には豪華弁当のもてなしは好まれず、温かい料理が一番。餃子、ラーメンはご飯と
一緒には食べない。豆腐料理は失礼にあたる。質より量が大事…。
親しい人にニイハオ連呼は失礼にあたる、などなど。
空気を読もうとしすぎる日本人が特殊なのかなぁ?
小道迷子の中国語・発音しませんか
まだ最初の部分だけしかやっていませんが、怪しいパンダが発音の手助けをわかりやすく、日本語だったらこんな場合に発音するんだというのがイラストと文章で教えてくれます。説明文だけでは判らないことありますもんね。
中国人の友人に中国語を習いたいと言ったら発音の大切さをよくよく聞かされました。ニーハオとか会話の練習より、最初は発音だっていうことです。
最初にひと通りCDを聞きましたが痒いところに手が届くと言うか、例えば5つの同じ発音練習に、5つまず聞かされ、その後に5つの中の一つずつ練習すべき音を聴かされます。これはまだ私のやってる部分のもっと後ですが・・・。今のところ男性→女性の順番で感覚を空けて発音してくれるのでその間に自分もリピートできる余裕の録音です。
これから中国語に取り組みたい方は、まず発音ありき。それで一冊の本になるくらい大事だと思いつつ、今日もやっております。