間違われた女 (ノン・ポシェット)
最初の30ページくらいを読んだところで、これはストーカーものだとわかります。しかし、それならタイトルの「間違われた女」とは何を意味するのか? 単純なストーカーものでなく、ひねりを加えたために、おもしろい展開になりました。ちょっとした行き違いとか誤解が、運命を大きく左右してしまうと言う示唆に富む結末も、なかなか良いと思います。
当時から私は、永井真理子の歌は好きでした。やっぱりいい声してます。うまいし。ジャケ写もかわいいです。この人は、このアルバムでは作詞作曲にはあまりかかわってないようです。曲、歌詞、歌、それぞれのプロがベストを尽くす。こういう形、最近はあまり見られない気がします。アーティストもいいのですが、こういうプロフェッショナル・ポップスがまた聞きたいですね。
紅迷宮 (祥伝社文庫)
一度に10名の作家のミステリー小説が読める良い本でした。恐い話も多いけど、本当に読み応えのある話ばかりでした。
最後に各話と作家についての解説が付いてます。もっと作品を読みたいと思わせる作家を探すのにも良いと思います。
GOLDEN☆BEST 永井真理子〜Complete Singles Collection〜
1987年〜2002年に発売された全シングル34曲を収録した2枚組のコンプリート・シングルコレクションです。
アーティストの知らない間にリリースされてしまうベスト盤やシングルコレクションとは違って、
歌詞カードの最後には
真理子さん本人のコメントが載っています。
曲順はリリース順で、
発売日の日付も各曲ごとに記載。
Disc2のラストの曲(同じ時代)が収録されたアルバム【そんな場所へ(2002年発売)】以降、
真理子さんは自主レーベルから作品をリリースし続けています。
2004年に、アルバム【AIR】。
2006年には、アルバム【Sunny Side up】をリリース。
2007年には、
デビュー20周年記念として
真理子さん本人選曲の14曲+新曲(あいのうた)収録のアルバムがBMG JAPANから発売されました。
DVD付で、40歳の真理子さんのインタビューも収録されています。
2006年の【Sunny Side up】以降、
新しいアルバムはリリースされていませんが、
数年前のラジオ出演の際に、
(完成した作品に納得がいかなかったので、もう一度作り直します)と語っていました。
そろそろ、
届けてくれそうな予感がします。
その日まで、
このシングルコレクションを聴きながら
楽しみに待ちたいと思います。
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ゴールデン☆ベスト 永井真理子
金子文枝プロデュース時代(「OPEN ZOO」以前)の作品がほとんどを占めています。
結局、公式ベスト?の「DAISUKI」「POCKET」と重複してしまっていますが、
1枚として聞くには選曲・曲順とも悪くないと思います。
デビュー曲の「Oh ムーンライト」収録というのが
目新しいといえば目新しいかな。
1 ミラクル・ガール
2 WHITE COMMUNICATION
3 やさしくなりたい
4 自分についた嘘
5 私の中の勇気
6 瞳・元気
7 READY STEADY GO!
8 23才
9 泣きたい日もある
10 ハートをWASH!
11 ロンリイザウルス
12 FIGHT!
13 CHU-CHU
14 KISS ME
15 CHANGE
16 Oh ムーンライト
17 KEEP ON "KEEPING ON"
18 ZUTTO