イスラム世界おもしろ見聞録
チュニジア、リビア、エジプト、イスラム世界が民主化要求で揺れている。
本書は『イスラム世界おもしろ見聞録』という知恵もセンスも全く感じられないタイトルだが、
そこで怯んではいけない、中身は充実しているのだから。
初めて知った話
ムスリム同胞団の敬虔なイスラム教徒によれば、「ジンミー(被保護民)」というイスラムの概念は
非常に崇高なもので、これは、ユダヤ教徒やキリスト教徒を同じルーツの宗教の信者として、
イスラムの民は保護しなければならない。 という考えである。
このジンミー、広がればいいのに。
Lonely Planet Georgia Armenia & Azerbaijan (Lonely Planet Georgia, Armenia and Azerbaijan)
2006年7月の旅行にて使用しましたが、版が古いせいかホテル料金が大幅に上がっている部分などありました。また、トビリシおよびエレバンの地図については、かなり適当でした。ただ、歴史・交通情報をはじめカフカス地方の情報は豊富に載っているので、非常に重宝しました。
セル・アウト+10
後年に拡大するワイルドなバンド・イメージとは違って,とてもマイルドな音が溢れたコンセプト・アルバムである。私のWHO初LPがこのアルバムだった。「恋のマジックアイ」「アルメニアの空」と言った当時のベスト曲が入っていたのが選択理由だったので,聞いた時にはこのコンセプト的構成にはびっくりした。特にコマーシャルで繋ぐやり方なんかが・・・。
でも「ワンダフル・レディオー・ロンドン」と言う女性コーラスを何度か聞いていると、未だステレオのなかったゲルマニウム・ラジオ時代を思い出して、アルバムの雰囲気に少し近付けた。
何かのTV(トム・ジョーンズだったかな?)ショウで見た,ロジャーの歌に口パクで合わせながらカメラに向かってスティックを差し出すキースの姿が「マジックアイ」でかぶった。以来,この曲はお気に入りであり,アルバムは学生時代の想い出となった。
私はこんなマイルドな音を作っていた時代の彼等が好きである。
そしてこのアルバムから,ピートのオリジナリティが本格的に花開く時代を迎える。ボーナスの10曲はそんな意識で聞いている。その結果が「トミー」「ネクスト」へと繋がっていく。
地上最強の商人
価格がちょっと高いと思います。
そのお金で他の良書を5、6冊買えると思うと、そちらの方がいいかも。
価格で内容をいくらか吊り上げている感がなきにしもあらずです。
しかし、確かに内容はすばらしいものであり、読めば背筋がピンとくるもので、自分の人生を高めたい人にはぜひ読んでいただきたいものです。
巻物第一巻「私は××××をつくり、自ら、その奴隷となる」は心に刻まれるせりふです。
ぜひもっと安価で購入でき、世間一般に広まるように出版社に頑張っていただきたい。
アルメニアン・ダンス
他の指揮者のCDも発売されているが、作曲者自身だから出来る独自の解釈で聴く事が出来ます。
今まで聞こえてこなかった音が聴こえてきますよ!!
四楽章(パート2の三楽章に当たる:もとは四楽章の組曲として作曲されるつもりであったので)は、Pair of Cymbal(あわせシンバル:リードはこうスコアに記す)を、Suspended Cymbal(吊るしシンバル)で演奏されているのが不思議である。
このアルバムに収録されている、氏編曲の天使の糧は、なかなか良い曲ですよ!