我が心のスペイン
10月7日に、芸文でのコンサートを聴きに行き 感動して早速購入しました。リリーさん(愛娘)のピアノも素晴らしかったですよ。偉大なチェリストを父に持ち プレッシャーがあると思いますが、豊かな音色、テクニックは とても20台とは思えない演奏です。マイスキーさんは、音の魔術師。彼の演奏は、何を聴いても裏切られません。多分他の作品も 聴きたくなると思います。
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47/ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」 他 [DVD]
1曲目のシベリウスはヴェンゲローフの美音がたっぷり楽しめます。バレンボイム指揮のシカゴ交響楽団も好サポート。ソリストがどちらかというと女性とも男性とも言えるまあ中性的なのに対し、オケは筋肉質の男性そのもの。好対照な組み合わせで面白いですね。この楽団のファンも満足でしょう。ただし首席ホルンのクレヴェンジャー氏は出てませんのでいささか残念か。それとすごいのがアンコールのヴェンゲローフの超絶技巧!実力世界一の定評も納得。ファリャは可というところか。前半だけで元が取れる感じ。それと、会場は他のレビューアーの方が書いておられたシカゴの本拠地ホールではなく、ケルンのコンサートホルです。
エモーション
前回のベートーヴェン、ヴァイオリン・ソナタ7&9から4年。前のCDの帯には「全10曲への挑戦」と記されていたので、てっきりベートーヴェンと思っていたら、バルトーク、エネスコ、ファリャ、クライスラー、ドビュッシーの作品集である。バルトークやエネスコは好きな作曲家なので嬉しい誤算だった。
バルトークはルーマニア民族舞曲。図太い力強い音から、かすれて消えゆきそうになりながらも芯のある音まで使い分けるのが上手な彼女にはもってこいの小品である。奇妙でクールな曲調の(と個人的に思っている)エネスコのヴァイオリン・ソナタ第3番は、思わぬほど彼女のヴァイオリンにマッチしていると感じた。グイグイと曲に引きこまれ曲に没頭できた。定番と思われるファリャは意外なほど力強さを感じなかった。スペイン民謡組曲第2曲:ナナのたっぷりとした弾き具合が印象に残った。ドビュッシーの亜麻色の髪の乙女は絶品である。このヴァイオリンの音はいつまでも聞いていたいとも感じさせる。
先のNHKで放送されたブルッフは少し期待とはずれていて、最近あまりいい噂の聞かれなかった彼女だけに、もういい演奏が聴けなくなるのではないかと心配していたが、これだけの作品を出してもらえば今後もずっと聴いていきたい演奏家の一人として歓迎できる。また長く待たされるのかもしれないが、次回作も期待している。
ファリャ:三角帽子、恋は魔術師
ティンパニが打ち鳴らす3/4拍子の激しいリズムとトランペットの響き、そしてカスタネットとオレ!オレ!の掛け声。
耳を澄ますと舞台裏から微かに聞こえてくるテレサ・ベルガンサのぞくぞくするような歌声。
正にアンダルシアを彷彿とさせる名演だ!
アンセルメ、スイス・ロマンド管の極彩色に溢れた絵画のような演奏は、本場物のフリューベック・デ・ブルゴス、フ
ィルハーモニア管、デ・ロス・アンヘレスの盤と1、2を争う。
そして、このCDをPCでリッピングした44.1khz、16bit音源をPCオーディオで聴くと立体的な音響空間が明確に眼
前に広がり、透明感に溢れた優秀録音盤であることが解る。
アルティメット・ギター・コレクション
けいおん!に感化されてエレキギター初めて教室にも行ってまして…。
でも、それ以前に村治佳織さんのCM曲「はちすずめ」がすごく良いな〜と思っていて、
色々調べていたらこのジョン・ウィリアムスなる人を見つけました。
(ギターはギターでもジャンルは違いますが…。でも、ジョンさんもエレキを弾いてた時があったとか)
それで、聴いてみるとスゴク良い。弦を押さえる指がどんな動きをしているのか見てみたい。
サンバーストも良いですね。これも村治佳織さんがCM曲として弾いてましたね。
ジャケットの写真と写っているジョンさん自身がかなり格好良い。
全部英語の冊子と、日本語で書かれた紙を折りたたんだ物が入っています。
日本語の物はジョンさんの歴史?の様な物が結構詳しく書いてあるようです(まだサッとしか目を通してませんが)。
41曲も収録されていてこの値段はかなりお買い得でした。
今度は村治佳織さんのESTELLA(エステーラ)も買ってみようと思います。
早くエレキにクラシックギターっぽい音が出せるエフェクター(あるのか不明)を付けて弾けるようになりたい。
ただひとつ、CDがケースから取り出しにくい(ケースの中心の押す所が結構に硬い)。
出す時は本のように開くと3枚になっていて、真ん中の両面に2枚収まってるので、
それを浮かせつつ中心を押しながら出すと、何とか危なげなく取り外せた。