アフタヌーン新書012 宙のまにまに 天体観察「超」入門 機材ゼロでも大丈夫!
09年の世界天文年がきっかけとなったか、俄然注目され、アニメ化までされたコミック『宙のまにまに』。
その作者が、自身言うところの“星見”の魅力を縦横に語っている。
漫画家が、自分の作品のベースとなる世界や分野に必ずしも精通しているとは限らない。作品のために付け焼き刃の取材、ということもままあるらしいからだ。だが、少なくともこの作者は、幼少から星空に親しみ、現在もいろいろ工夫しながら“星見”を楽しんでいるということで、その知識はかなり本物だ。
作品は青年誌に掲載されているようだが、絵柄やストーリーを見る限り、少女雑誌でもおかしくない。だとして、星に関心があるとしても占いだけ、占い関係以外で知っている星座は皆無、北極星の見つけ方も知らな〜い、そんな女のコたち向けに、ある意味特化した内容と言えようか。
ごちゃごちゃした(?)専門知識より先に、“星見”を楽しむためのファッション(とくに冬)や、夜中に出歩くときの必需携行品(護身ブザーとか)の話を持ってくるあたり、切実ながらも実用的な、女性らしい気配りだ。
ただ星を眺めて楽しむだけでもン十年のキャリア(?)があるオヂサンから見れば、内容も分量もじつに他愛ないし、ある意味非常に頼りない。作者の好みか、ヘタに機材を使わずにまずは肉眼での“星見”を楽しむことが優先され、それ故か、惑星(とくに初心者向けの金星や土星)の話がないなど、偏りも感じる。一歩先の知識を得るのに安易にネット検索を薦める姿勢もちょっと「?」だが、時代の趨勢か。
でも、題名どおり、気軽な「超」入門書として立派に存在価値はあると思う。
不夜城の大都会生活に毒され、片手で数え終わってしまう貧弱な星空に絶望し、何よりも空を見上げる元気も気力もすっかり奪われてしまった昨今、本書に登場するキャラたちと、初心に返った“星見”からやり直してみるのもいいかな、と思ったことである。
宙のまにまに Vol.4 (初回限定版) [DVD]
悪くはないが、高いんだよな…
高すぎる…
2話で定価7000円以上って…
ドラゴンボールみたいにして欲しい…
まああれは話が多いからかもしれんけど…
せめて3話収録にして欲しい。
ストーリー、キャラクターが好きなだけに残念
宙のまにまに Vol.1 (初回限定版) [DVD]
天体観測の超入門版アニメとして、できるだけ多くの子供達に見せたいアニメですね。
それだけにTV放送は深夜枠でしたので、あまり話題にならなかったのが残念でもあります。
夜、天気が良ければ誰でも星を見ることが出来ます。そんな星々の物語を知るキッカケになればいいと思います。
宙のまにまに(10) <完> (アフタヌーンKC)
「天文学マンガ」を貫き通して最終話を迎えました。
個人的には、朔が誰を選ぶのか(美星か、姫か、大穴でフーミン先輩か)というところにも決着をつけて欲しかったですが、丁寧な絵柄で、良い印象のマンガだったと思います。
宙のまにまに Vol.2 (初回限定版) [DVD]
もともと大好きなアニメだったので、買ってよかった〜。
ちなみに、第4話は、テレビ放送時のエンディングとDVDのエンディングが異なりますので、DVDはDVDで楽しめます。