女帝エカテリーナ (1) (中公文庫―コミック版)
時代は18世紀ロシア。
エカテリーナII世は元はゾフィーという名の二流貴族の公女。母の出自などのめぐり合わせからロシア女帝エリザベータよりロシアに招かれる。皇太子ピョートルの妃候補として――
エカテリーナと名を改め皇太子妃になっても皇太子には生殖能力がなく、暗黙の了解で愛人との間に公子をもうけることになる。愛人への思いに悩み、傷つき、やがて、愛人との関係と自分の置かれた状況を知性と判断力で完全に分けられるようになる。
ロシア帝国の宮廷においてどのように身を処せばよいか判断し、運命を待ち、また自ら運命をつくる。
エカテリーナの雌伏の時である。
彼女の知性と教養、なによりロシア人であらんとする努力、これだけでもエカテリーナは類まれなる女性である。
運命は彼女に何を与えようとしているのか?さあ、次巻である第二巻へ!
ベルサイユのばら 生命あるかぎり愛して… [VHS]
なぜ、TV版とキャストが違うのだろうか?
マンガはずいぶん昔に一通り読んだ程度だし、アニメも全部みたわけ
ではないが、田島令子のオスカルでないと見る気が起こらない。
それと、TVの放送からだいぶ経ってからの上映だが
(20年ぶりに映画化されたZガンダムほどではないが)、
フランス革命200周年にかこつけての上映だったのだろうか?
ベルサイユのばら ドラマCD vol.1-忘れ得ぬ人-
ロザリーの回想というスタイルで運命の1789年7月14日の1日をCDドラマ化している作品です。
バスティーユ総攻撃の内容が原作に沿ってより詳細に描かれていて『こんな激戦だったのか〜!!』と
改めてその日の指揮官オスカル・フランソワを想い偲ぶことのできる内容だと思います。
病で身体を蝕まれ、恋人アンドレを銃撃で奪われ、王家に対する反逆者となり、民衆とともに闘った
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェの人生最後の一日。
名セリフもしっかり入ってますよ。
声優陣は私的には宝塚男役出身の方の節回しは好みではないのですが
この作品に限っては、オスカル役の少し舌足らずのところが意外にカワイイ。
これではアランはその後独身主義を貫くほど、メロメロになる訳がわかるような気がします・・・笑
ネタばらしは良くないですがアランには
「アンドレ・・・オレにはお前の代わりは務まらねえ・・・」と言わせますから。
つい・・・「そうだネ」って言ってしまいそう・・・笑
ビジュアルがない分、イメージが勝手に膨らんでいきますよ。
オスカルが銃撃を浴びてから若干の間延びが残念・・・
しかしバスティーユ総司令官のド・ローネ−候の反逆者司令官オスカルに対する
集中射撃のいきさつなどもなかなか秀逸だったりするので
悩んだ末に★4つ。
ベルサイユのばら40周年+デビュー45周年記念 池田理代子の世界 (アサヒオリジナル)
大好きな池田先生の記念ムックということで即買い。
中身がとにかく盛りだくさんで、じっくり読みました。
作家の三浦しをんのエッセーに、思わず私も同じ気持ちですと嬉しくなりました。
池田先生の作品は「ベルばら」や「オル窓」が有名ですが、他の作品も本当にいいものが多いし、読み逃がしていた作品もこの本でチェックできました。
漫画家としての池田理代子がわかる貴重な本だと思います。
今までこういう本がなかったのが不思議なくらいです。
なぜ、TV版とキャストが違うのだろうか?
マンガはずいぶん昔に一通り読んだ程度だし、アニメも全部みたわけ
ではないが、田島令子のオスカルでないと見る気が起こらない。
それと、TVの放送からだいぶ経ってからの上映だが
(20年ぶりに映画化されたZガンダムほどではないが)、
フランス革命200周年にかこつけての上映だったのだろうか?