炊飯 大黒 ご飯土鍋4合炊き(二重蓋) 万古焼
以前から土鍋でご飯を炊いてましたけど、大きさが小さかった事もあり
この4合炊きを購入しました。
さすが専用だけあって蓋の位置とトップの懐が深い上に二重蓋なので
強い火力で炊いても一切、吹き零れしません。コレが何気に重要です。
水加減も内側に目安線がついていますし、1合辺り190〜200cc、
火力は中強火で10分で一気に炊き上げるので火力調整など面倒な事はなく簡単です。
ご飯は窯で炊いた様にふっくら、艶々に炊き上がります。本当に美味いですよぉ
5万円以上もする炊飯器もありますが、正直土鍋で炊いた方が美味しいと思いました。
保温などの利便性は炊飯器に劣りますが、食べきり、真空保存容器があれば
土鍋で炊くご飯は最高です。
なお、新品の土鍋ではじめて炊く場合は、一回研ぎ汁や片栗粉などを混ぜた水を
イッパイに入れてある程度沸騰させてコーティングしてから使うと良いそうです。
4合炊きの土鍋では一番のオススメだと思います。
狂言でござる 野村万作狂言集 三巻 [DVD]
狂言でござる三巻は、わたしが初めてみた狂言です。
ちなみに最初は図書館で借りました。
このシリーズは、字幕を 上演台本、 現代日本語、 英語 と、切り替えられるので、狂言を初めてみたわたしにも、すぐに楽しめました。なんの予備知識も必要ありません。
『附子』では、太郎冠者と次郎冠者がぴゅうーっと毒の壺から逃げ出すさまの滑稽さに笑いました。
『棒縛』はまったくコントです。
棒に縛られてもなお、協力して主人の酒を盗み飲む太郎冠者と次郎冠者。
縛られても、かえって楽しそうです。そんなにお酒が飲みたいの?
『鎌腹』は、最初みた時はちょっと退屈しました。
なんどもなんども鎌で腹を切ろうとして、怖くて死ねない、という様は、当時の私にはあんまり愉快ではなかったのです。
でも、3、4本狂言DVDをみたあとでみると、行動パターンが近所の口ばっかりオヤジとよく似ていて、奥さんのあしらい方もなんだか似ていて、たのしいお話です。
おすすめです。
東京 五つ星の手みやげ
年配の知人宅へのご機嫌伺い、味にうるさい友人宅を訪れる時、手土産選択にはとても困る。デパ地下をウロつき散々悩んだ挙げ句、有名店の羊羹を買ってお茶を濁してしまうことが多いのだが、相手が違えど同じものばかりを買っていると、我ながら「芸がないなあ」と少しだけ落ち込んでしまう。
本著が発売されて、さっそく買い求めた。
名の通った老舗店が多いが、老舗が現存しているのは多くの人に長年の間、支持されている証でもある。既に知った店であっても、本著に紹介されているのを見ると「あ、今度はここで買うことにしよう」と思い直したりする。
先方では、けして「岸朝子さんの本に出ていたお店の御菓子です」なんて野暮なことは言わない。相手の表情にちらりと浮かんだ喜びを察知できると、極めて重宝な一冊であることを実感する。恐るべし「料理記者歴40年」なのである。