大地のシンフォニー/約束(初回限定盤)
『大地のシンフォニー』 何というか凄くスケールが大きいというか、壮大というか、イヤ、もはや無限の世界というか、宇宙?といえば大げさかな? やっぱミヤジは天才だ。 「しっかり伝わってきてますよ。聴かせてくれてありがとう」という感じです。 売れたらいいな、色んな人に聴いてほしい。
風に吹かれて―エレファントカシマシの軌跡
全然人気がなかったデビュー当時からずっとエレカシを熱心に追いかけて、記事を載せまくってたロキノンだからこそ実現できた奇跡の企画!いや、アーティストを見る先見の明があったということだから、奇跡といっちゃ失礼だけど。ロキノンジャパンに載ったエレカシインタビュー全部と、コラム記事などが収録されています。
自分は後追いで初期の頃は雑誌を読んでなかったので、まだ若く生意気で、ギラギラしてた頃の宮本浩次の生の声が読めるのが非常に嬉しかった。やはりアーティストの考えを深く知るのにインタビューはすごく役に立つので。本書収録の最も新しいインタビューでも既に15年くらい前のものですから、これは本当に貴重な記録です。
実物を見ると驚くほど分厚く文字も詰まってて読み応え抜群です。これはファンなら絶対損しないし、今読むと感慨深いものがありますよ。
ROCKIN'ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 2010年 12月号 [雑誌]
今月号はエレカシの表紙で、3万字インタビューや新譜レビューも載っています。山崎さんは新譜を大、大絶賛!っていつものことですが(笑)。インタビューは新譜に関する話題や近況はもちろん、久々にエピック時代の思い出話もたっぷり聞けます。団地で親と一緒に暮らしていたという「生活」の頃から、レコード会社をクビになるが移籍後まさかの大ブレイクをした時期、さらには「good morning」辺りまでの話が詳細に語られています。宮本さんもすごく気分良く話してるようでとても楽しいインタビューでした。宮本のカラー写真も多数掲載。これはファンなら必見、保存版ですよ。
定本 宮本から君へ 2
正直ぼくは連載当時、この作品が大キライでした。
なにか、適当に生きてる自分みたいな
人間を否定されてるような気がして。
でも続きがめちゃくちゃ気になって
いつも友達と悪口言いながら、実はモーニングを
読むのを楽しみにしてました。
ちょっと真剣に自分と向き合って
生きてみよう、と思い出した時期にふっ、と
読んでみたら、凄いな!!と感動して
過去の自分のアホさ加減がよーくわかりました。
新井さんほど誠実に、現実と向き合って
フィクションでくだらない現実と勝負してやろう、
と挑戦し続けてる人って、
外国もともかく、日本じゃいないんじゃないのかなあ・・・。
現在の一億総なんとなく右より状況に、
左右どっちにも属さない新井さんは
挑み続けています。
この漫画は、単純に起伏のある人間ドラマ
としても楽しめ、後の作品よりも入り易い
面があります。
ただし入ったら痛い気持ちにさせられます。
ヒロインへの仕打ちに対する宮本の
果敢な復讐劇、こんな風に展開して
終わらせる人、他にいないと思います。
ヤケド覚悟の名作!!