ダバダバ・クラシックス
このCDを聞いた第一印象は肉声はこんなに耳にやさしいのか?という感動です。
全曲コーラスだけで伴奏も人の声です。ハーモニーも綺麗で柔らかく耳をくすぐります。
また、1曲毎にアレンジが工夫されており、聞いているうちに、思わず微笑んでしまう楽しさ
もあり、1時間飽きずに聞かせてくれます。 疲れた脳を休めるにはお勧めのCDです。
肉声の美しさとアレンジの素晴らしさをたっぷり味わってください。
パッヘルベルのカノン / オン・パレード
私にとって「カノン」は甘酸っぱい想い出の曲です。新婚旅行のホテルで流れていた曲の一つなのですが、あれだけ数多くの曲を聞いたはずなのに20年以上経った今でもなぜか「カノン」が耳に残り、「カノン」を聞くと気持ちがタイム・スリップし当時を想い出し、気付くと亭主の顔をまじまじと見つめています。本当に「初心忘れるべからず。」で私にとってはとても有り難い一曲です。
奏者、指揮者が変わると曲のイメージも一掃されてしまいますが20年以上前に一世風靡したイ・ムジチ合奏団、ポール・モーリア・グランド・オーケストラなどが挿入されているのでとても興味深い物が有りました。
特に好奇心が有ったのはイ・ムジチ合奏団で、なぜだか彼らの手に掛かると曲のイメージが聡明になり凛々しくも聞こえます。以外に感じたのはポール・モーリア・グランド・オーケストラで30年前と様変わりしていて、とても可憐で可愛くも聞こえました。他にもクラリネット・アンサンブル等が封入されていて珍しく、魅力的でしたが、ここまで凝っているのならリチャード・グレーイダマンによる演奏も封入されていて欲しかったです。
しかしながら、名奏者ばかりでとても素晴らしいと思います。