幸せになる生き方
人から薦められて購入しました。
当たり前のようで、本当に心から深く考えることを避けていることを
容赦なく指摘してくれる本でした。
「生きる価値のある人生とは、自分の選択や生き方に責任をもてる人生だけ」
とか、
「残酷なくらい自分自身に素直にならなければ、生きる目的はみつけられない」
などなど。
著者の書いていることは、叱ってくれるお母さんの言葉のように感じました。
とにかく、ポジティブで、そのままのあなたが本当によいと思う生き方をしなさい、
と、叱咤激励されているようでした。
よくあるスピリチュアル本とは少し違って、愛情のこもった「厳しさ」を感じました。
引用は、どれも印象的です。
どの引用がツボにはまるかは人それぞれだと思いますが、人生の年輪を重ねるにしたがって
気に入るフレーズも変わるのかもしれないという気がしました。
いまの自分にとっては、これが一番ぐっときました。
「何でも愛するための方法、それは、そのものがいつかなくなるかもしれないと気づくことだ」
チェスタトンの言葉だそうですが、どんな人なのか、もっと知りたくなります。
引用句は、ちょっとしたブックガイドのように使える気がしました。
少しずつ、長く、愛読できる本だと思います。
新日本紀行/冨田勲の音楽
冨田サウンドといえば、やはり、「月の光」「惑星」などの、壮大なスケール感をもつ、シンセサイザー作品をすぐに思い出す人も多いと思います。でも、このCDを始めて聞かれた方は、ああ、あの曲は、冨田勲作曲のものだったのか?!と、新たな発見をするかもしれません。ただ、ぼくは、このCDに、子供のころ夢中になって見た、SFテレビドラマの主題曲が収録されていなかったのが、とても残念でしかたがありません。「キャプテン・ウルトラ」や「マイテイ・ジャック」東宝映画「ノストラダムスの大予言」などの音楽を、新録音で聞きたかったファンも意外と多いのではないでしょうか?ぜひ、第2弾の企画をお願いします。
The 決断 決断で人生を変えていくたったひとつの方法
人生において、決断するタイミングは何回もあるし、
その中には、人生を変えるような大きな決断もある。
でも、その決断をする時に、その基準がはっきりしている人は少ないだろう。
なんとなく、周りに流されて、とか一時的な利益に目がくらんで、と反省する事もある。
社長の本なので、自慢や強調しすぎの部分もあるが、第2章だけでも、この本を買う価値はある。
自分の決断をよりクリアにする為に、P96とP100を手帳にメモしてください。
自分の決断が、会社や家族など、大きな影響を及ぼす立場なら必読の本です。