クライマックス 90’s ファンタスティック・ソングス
高速1000円を利用したプチドライブ旅行で聴くCDはないかと、曲目やレビューを見比べ探していたら、このコンピ盤に出会いました。
懐かしいドラマの主題歌やコマソンとか、いろんなタイプの歌手の曲がてんこ盛りで、誰でも知ってるメガヒットばかり。いろいろ出ていますが、年代的にもこれが最適か?と思って買いましたが、大正解!車内では大好評で、渋滞も気にならず、全員でずっと歌ってました。
メンバー的にはユニコーンの「すばらしい日々」やYEN TOWN BANDの「Swallowtail Butterfly~あいのうた~」が人気だったのですが、一番ウケたのは、久しぶりに聴いた大事MANブラザーズバンド「それが大事」。今聴くとクサイ感じかなと思いましたが、不思議にジーン。
それと解説にヒットチャートの何位まで行ったかが書いてあって、順位当てクイズをして盛り上がりました。この値段でここまで盛り上がれるとは!マジでお得です!
ベストやねん (通常盤)
難波界隈をだらだらと遊び歩いた学生時代まんまの「大阪ストラット」、「ガッツだぜ!」と恐いもの知らずでただ我武者らだった新社会人の頃から、「バンザイ〜好きでよかった〜」という勢いで結婚。仕事5年目にしてチャンスを目の前に躊躇していた自分を「それが答えだ!」と後押し。しかしその後挫折、鬱々と暮らした時期には、「笑えれば」/「ええねん」/「暴れ出す」を口ずさみながら何とか這うように生き延びてきました。そして現在、長いトンネルを抜けるため少しだけ勇気をとりもどそうとする気持ちを、少し抑えたトーンでかつ高らかに謳ってくれる「サムライ・ソウル」。
ウルフルズの15年間は、恐いくらいに自分の15年間にダブるのです。あたかも「親戚の兄ちゃん」が応援してくれているかのようでした。バカでいい加減、不器用だけど困った時には必ず助けに来てくれる(役に立たない事もあるけど(?))、そんな感じですか。
もちろん、タイトルから想像するとおりの内容(?)の「バカサバイバー」や「借金大王」など、「A.A.P(アホアホパワー)」も炸裂です。とにかく聴けば元気が湧く全18曲が詰まったBEST of BESTです。
問題は、この「PV付き」にするのか「ライプDVD付き」、それとも「通常版」か?という困った選択。
私はやっぱり愉快なPVを選びました。「★5つ」以上ですよ、これは。「大丈夫」、「相愛」以外の全て収録しているなんて、「オマケ」の域を越えています。まさに「事件だ!」デス。価格的にも「CD付きのDVD」って考えてますが、いかがでしょう?
青春歌年鑑 90年代総集編
10年のスパンをCD2枚組に収めるというのは、少々無理な気もしますが(万人が聞いている訳ではない洋楽ならOKでしょうが、皆がある程度聞いている邦楽ならば尚のこと)90年代を一気に振り返るという意味では中々なのかもしれない。
しかし実際、90年代中期を席巻した小室ファミリーは3割程度収録されているのに比べ、初期を席巻したZARD、WAMDS、DEEN、TBOLAN等のビーイング系アーティストが一曲も選曲されていない等の偏りがあるのも否めない。
ただ、こうしてみると一口に90年代と言っても初期と末期では随分状況も様変わりしたと改めて実感できる曲達だ。
Disk1の1で既に「90年代=ミリオン時代」という幕開けを予感させた、と同時にまだバンドブームの余韻が残されている事を感じる。
2を聞けば彼の透き通るボイスにより望郷感をかき立てる事が実感できる。今には無い名曲。
3は、ミリオン時代初期の代表的曲だが、勇気づける歌を等身大素人的雰囲気を漂わすことで上手く相乗効果を働かせた流行のスタイルで「大事マン」や4にも通ずる。
5は当時は斬新なファッションスタイルとダンスだと思ったが、今見ても全然いけているスタイルなのが改めて先鋭性で凄いのが分かる。<
6・7・8・10は所謂ドラマタイアップ手法時代の象徴を物語っている。6・10は穏やかなドラマだった関係で麗しいバラード調になっており、7・8も当時クリスマス時期だっただけに今でも良く耳にする曲だ。フミヤの待望のソロと久しぶりの稲垣のヒットという話題性と同時に改めて二人の大人な魅力も感じた曲だ。<
12から小室時代の幕開けだ。13とダンスサウンドの底上げに大きく貢献した。
14はシャ乱Qをスターダムにのし上げた曲。今聞いても鳥肌が立つ程の美麗なメロディーだ。当時歌番組でアスカがこの曲を聴いた時、将来必ずブレイクすると言い切ったのが記憶に残る。
Disk2の1では浜ちゃんが冗談で小室に番組中持ちかけた事で実現した曲。3・4はダンス以外にも新たな小室の魅力を予感させた名バラードだ。
以下長々するので、割愛させてもらうがやはり一口に90年代といってもやはりかなり時代の流れを実感すると共に時代の流行にいかに影響を受けていたのだというのも理解できる。
ベストだぜ !!
大ヒット曲の「ガッツだぜ!」「バンザイ~好きでよかった~」で幕あけ☆
聴いていて本当に楽しいアルバムです!
ウルフルズは楽しくて元気が出るというイメージを裏切りません。
ウルフルズの素敵なところはそういう明るさももちろんだけど、
私は何より“まっすぐさ”だと思います。
「バンザイ」や「いい女」「かわいいひと」なんかは
口にするのは恥ずかしいようなストレートな歌詞。
そこに純粋な男らしさを感じる。
ふざけたバントという印象の中に、
ときおり見せるこういう一面が女心をグッとつかむんですよー。
だからいつまでもついていこうって思えます。
ウルフルズ、サイコー!!