ヴァリアブルアクション「機甲創世記モスピーダ」 ダークモスピーダ
《良い点》
・バイク、アーマー形態共見た目良し。
・一部差替えながらなかなかうまくまとまっている変形法。
《悪い点》
・各パーツの精度が悪すぎる。新品状態ではまともに変形できない。
・素体フィギュアの間接軸が丸見え。
・可動の関係上、腿など一部塗装の剥げやすい箇所がある。
バイクからアーマーに変形時、最初にフロントカウルを上に跳ね上げるのですが慎重に扱ったにもかかわらずいとも簡単に基部から折れました。
分解して調べてみると可動軸の金属シャフトが太すぎて全く動かない上に支点になるプラ部分が非常に薄く、なるほど折れて然るべきだと分かりました。
その他にもパーツの噛み合わせのきつい部分などが多々あり、結局全部分解、ヤスリがけなど(接着も)で調整してようやくまともに変形できるようになりました。他シリーズではパーツがポロポロ外れるという報告を目にしましたがこれは逆にきつきつな箇所ばかりでした。改修の結果がこれなのかもしれませんがもう少し精度を上げて欲しいところです。
と、悪口が多くなってしまいましたがそれでも星4なのはアーマー形態のかっこよさに尽きます。ノーマルカラーだとどうしても安っぽさを感じていたのですがこの黒の機体はとてもいいですね。
ヴァリアブルアクション「機甲創世記モスピーダ」モスピーダ(レイ機)
ライドアーマーと可変時のプロポーションを両立させただけでも特筆モノだと思う。
文句言う人って結局は必要以上に弄り過ぎてるんじゃないかな?
気分に合わせて好きな時に好きなモードにして飾っておけば何も文句はないと思うよ。
ここまでクオリティの高い製品にしてくれただけでも良しとすべきではないかね。
機甲創世記モスピーダ VOL.1 [DVD]
売りは,やはり 荒牧伸志氏によるモスピーダとレギオスのデザインでしょう.氏のデザインはガーランドなどと並び,このころ爆発してましたからねえ.
対して,インビット側を柿沼秀樹氏がデザインしているのもグッド!
音楽は久石譲!
キャラクターデザインは天野嘉孝!
と,名作っぽいですが,ストーリー構成のいいかげんさ,作画の荒れもあり,そうでもありません.そこがタツノコっぽくていいかもしれません.
機甲創世記 モスピーダ No.01 1/12 可変モスピーダ レイ&スティック
再販されたのを知り、購入して仮組してみました。アニメのプラモデルですが、タイヤはゴム製だし、強度のかかる部分は金属部品、一応ポリキャップも使われています。今のプラモデルと違い接着剤は必要ですが、組立はさほど難しくはありませんが、きれいに作るには継ぎ目消しと塗装が必要です。一応成型色も3種類使われているので無塗装でもそれなりに見えるのですが、残念なのはバイク部分の成形色がなぜか青色になっているので、塗装しないとかなりイメージが違ってしまう点でしょうか? 本気で今のレベルの完成度にするには大変なので、当時を懐かしんでおおらかな気持ちで組み立てましょう。
Robotech: Prelude to The Shadow Chronicles
以前に全6冊の小冊子(ストリップ形式)として出版されていたフルカラー漫画が、ロボテック・シリーズ初回放送開始25周年を記念して、初心者向けシリーズ紹介や、設定補完資料を追加した1冊のグラフィック・ノベルになりました。
輸入専門店で以前高額な送料や為替或いは取次ぎ手数料を払って購入したファンの方にとっては衝撃の低価格でシリーズの新作が入手可能になったのは有り難いです。
以前の分冊版と比べて、大人の事情でトリミングカットされた叛乱軍のエドワード准将に拉致された「リン・ミンメイ」嬢が復活し、また配色も紙質の向上に見合うように見直しがされています。
さらに、本書で初めて公開された新規登場メカニックのカラー設定や、バトロイド形態、ハイドニットの「素体」デザインなど、以前の分冊を既に持っている方であっても再購入の価値があるといえます。
「あー、どうせマクロスの英語版ねぇ」と考えて、ここまで読んで訳の分らない単語や用語に「?」と疑問符の嵐になった方は、ウィキペディアの「ロボテック」の記事を読みましょう。
本作は映像作品「Art of Robotech: The Shadow Chronicles、Robotech: the Shadow... 」に続く作品ですので、どちらかといえば、「機甲創世記モスピーダ」や「超時空騎団サザンクロス」に愛着がある方の方が楽しめるはずです。
一方で全く別の世界観に基づく作品なので、「似ていて異なる世界」の概念(アメコミでは当たり前の「クロスオーバー」作品)を理解しないと、原典を台無しにしたという思いにばかりとらわれて作品を楽しめなくなるきらいはあります。
将来的に日本語版が視聴可能になればよいのですが、こればかりは両国の作品権利所有者間の和解、或いは問題解決以外にはありえません。
いずれにせよ、日本国内で洋書は高額という常識を覆す入手しやすい価格でこのような高度なグラフィックノベルを購入可能にしたアマゾンさんの企業力に、ここで一ファンとして感謝の意を表したいと思います。