おジャ魔女どれみドッカーン!CDくらぶ その5「おジャ魔女キャラクターヴォーカルコレクション・6年1組篇」
美空小6-1の最初(で最後か!?)のCDです。
工藤むつみの歌う、深爪ファイター~キャンディ伊藤のテーマ
林野まさとの歌う、アゴより愛をこめて は、私のおすすめです。
トークもあったりして充実しています。
6年2組盤と一緒に買えば楽しさ倍増か!?
丘を越えて [DVD]
面白い作品でした。菊地寛役の西田敏行の情に厚くなんとも人間くさくあたたかな存在感、細川葉子役の池脇千鶴が下町娘からモダンガールへ変身していく様子はウキウキしますし、ファッションがとても素敵です。彼女の母役の余さんも艶っぽくていい。朝鮮貴族末裔の馬海松演じる西島秀俊のファッションや佇まい、それに菊地寛が日本刀をもった暴漢に襲われたとき踵落としを決めて立ち去っていく後ろ姿が良かったです。
最後のダンスシーンはみんな笑顔で、見終わった後、清々しく元気がでました。
下町江戸情緒と昭和モダンの空気がうまく演出されていて、楽しい映画です。
火垂るの墓 [DVD]
吉武怜朗君がなんとも切なくて、また、その瞳に意思が感じられて、いっそう愛しくなりました。
このようなことが戦中、戦後、実際にあったのでしょうね。
子ども達が生きていくことに苦しむなんて、あってはいけない!
コクリコ坂から (単行本コミックス)
コクリコ坂・・・小学生の頃、リアルタイムに「なかよし」で読んでいました。ジブリのお陰で復刊になったのはとても懐かしく、嬉しいことです。当時の少女達は、フランス語で海はラ・メールというのだと、この漫画で覚えたものでした。以下、一部ネタバレですのでご注意を。
ぜひ、映画化する前に宮崎(親子)監督に知って欲しい。「連載当時は失敗作だった・・・」とコメントされ、「主人公の出生の秘密はあまりにも陳腐だ」とのことですが、逆です。むしろ当時の小学生には刺激が強すぎて(だからこそ私も「コクリコ坂」と聞いて、30年経った今も思い出せたのです!)革新的だったからこそ、潔癖な少女達にとまどいを抱かせ、短期で連載が終わってしまったのだと思います。今では"よくある話”なのかもしれませんが、小学4年生だった私に、親の不倫?非嫡子?なんてテーマは重すぎました。
なぜ海ちゃんをお下げにする必要があるの?という細かい部分を含めて、もしも「コクリコ坂から」という原作名をそのまま使うなら(使うんでしょうが)原作の味を損なわずに映画にして欲しいです。ぜひ!