この世で一番キレイなもの
「かっこいいってことは・・」のアルバムからかなりの時が過ぎましたが、なんのなんのすばらしいアルバムですよ。 素敵な歌詞がいっぱい。 一人でグラス傾けながら聴いていると泣けてきますね。
個人的には「この世で一番キレイなもの」と「雪」が大好きです。
感覚に年齢なんか関係ないってゆうことですね。
かっこいい年の取りかたしてます。
幾つになってもずーっと聴きたいアルバムです。
たましいの場所
不器用な生き方しかできない早川義夫の言葉には飾りがなく、飾らないことの強さを感じる。飾らない彼の言葉に出会うと、自分がいかに不純であるかを思い知らされてしまう。
純粋な彼の言葉に共感するということは、自分もきっと不器用なんだろう。この本の中の彼の言葉には、不器用な生き方もまんざらじゃないと思わせる静かなる強さがある。それも決して押しつけがましくない。
不器用な生き方しかできない人や、「純粋」なんて言葉を忘れてしまった人にぜひ読んでもらいたい。エッセー集とは思えないくらい素敵な言葉の数々に出会えますよ。
ひまわりの花
衝撃的な再デヴュー第二作であるこの作品は、第一作からちょうど一年後にリリースされた。既に書いたが、第三作において早川はアコースティックな傾向を強め始める。従って、本作はバンド編成での早川の一つの完成形であると言えよう。
プロデュースは佐久間正英であり、ギターやベースなどで演奏にも参加している。バックを固めているのは、そうる透(Dr.)、梅津和時(Sax)、スティング宮本(B.)、坂下秀実(Key.)といったテクニシャン達である。早川はヴォーカルとピアノを担当しており、再デビュー後の彼の特徴である独特のドスの効いたヴォーカルスタイルもより一層迫力を増し、非常に完成度の高いアルバムに仕上がっている。
曲に関して簡単に述べると、1と11、12はハイポジというバンドの作曲によるもの。2、6、8はジャックスの曲のセルフカヴァー。それ以外は新曲である(3はジャックスの曲かもしれない。誰か知っていたら教えて頂きたい)。最初から終わりまで全く無駄のない完璧と言って良い作品であるが、ジャックスのセルフカヴァーが実に素晴らしい。
早川にとっては、音楽は職業ではなく、生きることそのものなのであろう。かつてエレファント・カシマシの宮本がそうであったように、「これしか出来ない」「しかしこれをやらずにはおれない」という連中による作品。そのようなものにはなかなか出会えないものであるが、出会った時にその凄さに圧倒されることが出来なければ、不幸以外のなにものでもないであろう。こういう作品が片隅に追いやられ、粗製乱造の聴くに耐えない音楽が幅をきかせているのは不幸なことであると思う次第だ。
ところで、SONYに要望がある。かつて「早川義夫ライブ」という映像作品がVHSとLDでリリースされていた。これを是非DVDで再リリースして頂きたい。切に願う次第である。
日本の悪霊 [DVD]
原作とはだいぶ内容が異なりやくざ映画になってしまいました。
オープニングの渋川の町並みに流れる岡林のラブジェネレーションが最高でした。30年前劇場で見たはずなのに覚えていたシーンは岡林がリヤカーを引いてガイコツノ歌を歌うシーンだけ。監督はあえて白黒映画で閉塞された時代感とリアル感をだしている。佐藤慶が二役だったとは・・・ラストで村瀬は死ぬのか? やくざと学生運動がどうリンクするのか?答えは自分の中にある。
高橋和巳ファンは小説とイメージが違うので見ないほううがいい。
岡林信康ファンあるいは70年代の日本に郷愁を抱いている向きにはお薦めのDVDです。
たましいの場所
不器用な生き方しかできない早川義夫の言葉には飾りがなく、飾らないことの強さを感じる。飾らない彼の言葉に出会うと、自分がいかに不純であるかを思い知らされてしまう。
純粋な彼の言葉に共感するということは、自分もきっと不器用なんだろう。この本の中の彼の言葉には、不器用な生き方もまんざらじゃないと思わせる静かなる強さがある。それも決して押しつけがましくない。
不器用な生き方しかできない人や、「純粋」なんて言葉を忘れてしまった人にぜひ読んでもらいたい。エッセー集とは思えないくらい素敵な言葉の数々に出会えますよ。