MOONLIGHT MILE 1stシーズン-Lift off-ACT.2 [DVD]
太田垣康男原作・小学館ビッグコミックスペリオール連載
『MOONLIGHT MILE』1stシーズンのWOWOWスクランブルアニメ第を収録したDVDです。
来るべき未来と宇宙開発の世界を緻密かつリアルに具現化し、
その夢に賭けた2人の男の情熱を真っ直ぐ捉えた重厚な人間ドラマです。
ただし、露骨で18禁なアダルトシーンもあるのでご注意を。
(総合5.5/10点)
MISSION:03「ラストスイング」★★★★☆7/10点
最終選考に合格し、アメリカで宇宙用ロボットアームの訓練操縦者として着実に力をつける悟郎。
今回、宇宙空間作業中に事故に巻き込まれた同棲中のモエラの兄、クリスの救出劇が見物です。
ここでも悟郎の圧倒的な集中力に加え、その破天荒な救出プランが唸ります。
いよいよ本作の見所の一つでもある、くせの無い滑らかな3DCGのメカ描写が光り、
ベースボールを比喩にした二人の男の熱い友情の姿が、晴れやかな気持ちにさせられます。
ただ、お話の展開がやや速すぎるのが残念ですね。2話に分ければもっと入念な描写が出来たかもしれません。
MISSION:04「砂漠の誓い」★★☆☆☆4/10点
砂漠を舞台にしたロストマンとある親子との絆の物語です。
ISA転属直前のラストミッションで撃墜された海軍パイロットのロストマンと
宗教概念を強めた二人の親子の生き様が錯綜します。
物語の内部事情が若干わかりにくく、急展開の連続のため観ているこちらは
やや置いてきぼりにされた印象が強いのが残念です。
MOONLIGHT MILE 1stシーズン -Lift off- ACT.4 [DVD]
太田垣康男原作・小学館ビッグコミックスペリオール連載
『MOONLIGHT MILE』1stシーズンのWOWOWアニメ第11,12話を収録したDVDです。
来るべき未来と宇宙開発の世界を緻密かつリアルに具現化し、
その夢に賭けた2人の男の情熱を真っ直ぐ捉えた重厚な人間ドラマです。
ただし、露骨で18禁なアダルトシーンもあるのでご注意を。
(総合7/10点)
MISSION:11「改竄されたデータ」★★★★☆8/10点
私利私欲のために隠蔽工作をする人間の浅ましさと対比して、宇宙へ賭ける者達の
情熱の強さが滲み出た物語です。未到達の領域へさらに踏み込む澤村技師の挑戦の姿勢を
自分も見習いたいものです。事件の断罪ショーはやりすぎとも言えますが、今までの鬱憤を
晴らさせるスカッした気持ちにさせられました。
MISSION:12「スターファイター」★★★☆☆6/10点
ロストマンの視点から宇宙へ向けての秘密裏の軍事作戦が展開されます。
これは夢というより国家の権力誇示の様相が強く、夢と欲望が渦巻く
2ndシーズンの戦略性のドラマを期待させます。何事も深入り過ぎると
手痛いしっぺ返しを食らうパパラッチの姿も相乗効果になっているのも特徴的です。
MOONLIGHT MILE 22 (ビッグ コミックス)
僅かな希望と、圧倒的な閉塞感。
理代子と「月の子」達の行動はいかなる結果をもたらすのか。
そして転調。
やはり吾郎とその仲間たちには「現場」が似合う。
これまでとこれからを集約するような、吾郎が独房の中で脇腹の贅肉をつまむシーンに感銘を受けました。
「Homo Legens(読書人)の書評ブログ」より
FRONT MISSION DOG LIFE & DOG STYLE(7) (ヤングガンガンコミックス)
前巻の勢いそのままに、「クイーン・オブ・マッドネス」と羊飼いの激突が描かれます。
最初は、ヴァンツァーのデザインを見て「どうにかならんもんかなあ」と思ってましたが、
ナイフを握っての白兵戦はなかなかの迫力。いかにも傭兵な戦い方の場面では逆に映えますね。
アクションシーンになると白背景が多めになってしまうのは、やや残念ですが。
なんと言っても魅力的なのが、シリーズ通しての羊飼いの表情。
ぼんやりとしたタクシー運転手から必死に活路を探す傭兵の顔へ。
さらには、「クイーン」との戦いを経て、不気味さを漂わせる鬼気迫った表情に
変化していきます。
羊飼いの力を見せつけられ、あっさりと「飼われて」いく隊のメンバー達と、
戸惑いを隠せないタミラ。狭まる包囲網の中で彼らはどこまで生き残れるのでしょうか。
ところで、犬塚の悪魔っぷりは急加速してますね〜。
曇天・プリズム・ソーラーカー 2 (ジャンプコミックス)
この漫画は途中から、もうちょっとここはこうしたほうが良かったんでは?って思うとこもあったんですが、最後は王道ですが、感動しました。
マンガで泣きそうになったのはないです。最近はやたら萌え漫画ばかりで、こういう現実的に悩みを抱えた若者が織り成す、爽やかに感動できる漫画をもっと増やしてほしいと思いました。
原発よりも自然エネルギーというような、震災後の今の社会にも何かしら通じるものもあるような気がしました。