凄まじいです。※使用に注意。おすすめ度
★★★★★
その昔、その衝撃的な生々しい描写に戦慄を覚え、トラウマ(心の傷)になったほどの危険な内容です。
日常的に報道される悲惨な殺人事件の原型がここに詰まっています。
人はなぜ「妄想と狂気の世界」に魅かれるのか。
身近な危険に備えるために読むのもよし。
自身の心の闇と向き合うために読むのもよし。
この本を読み切れるだけの精神力があれば、日々襲い来る人生の悲劇に負けずに、
よりたくましく生きていけるような気がします。
※ 心臓の弱い方、嫌なことがなかなか忘れられない方は、避けたほうが無難です。
甘えや妥協のない本物の怖さおすすめ度
★★★★☆
ホラー漫画界の奇才、御茶漬海苔の代名詞ともいえる『惨劇館』の文庫版第1巻です。
海苔先生は本作品以外にも多くの作品を書き上げていますが、やはりシナリオ、台詞、演出、絵柄、そして怖さといったあらゆる点で、この『惨劇館』が群を抜いているように感じます。
第1巻は、妻と娘に対する父の異常愛をショッキングに描いた「肉玉」(これは相当病んでます)やマンションの管理人に凄まじいインパクトのある「エレベーター」などの傑作短編に加え、『惨劇館』の看板ともいえる長編「ケビンの惨劇」を収録。
しかし、なぜか「ケビンの惨劇」は導入部の「誕生編」のみの収録なので、中途半端というか消化不良感を覚えます。そういった意味で、4つ星評価にしました。
コミックスおよそ2冊分の充実した内容で、読み応えは十分。一切の甘えや妥協のない本物の恐さを、是非みなさんも味わってみてはいかがでしょうか?
良い出来でした
おすすめ度 ★★★★★
今回の発売がすごく嬉しいです
。値段の割には上出来。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!