遂に「キン肉マン」が10年の眠りを経て復活。今度の主役はキン肉スグルの息子キン肉万太郎。キン肉星王位継承サバイバルマッチを終え、キン肉スグルが第58代キン肉星大王に即位して28年。再び悪行超人達が猛威をふるい始めた。テリーマンにロビンマスク、ウォーズマンやラーメンマン、バッファローマンに力士マン、ブロッケンJr.にジェロニモといった懐かしいキン肉マン世代の面々達が戦いを挑むも、肉体の衰えは隠せず次々と倒されていく。そんな旧世代の超人達は万太郎ら新世代の超人達に希望を託し、超人レスラー養成のための超人格闘術大学校、通称「ヘラクレス・ファクトリー」を復活させ新世代超人達を鍛え上げる。新世代正義超人(ニュージェネレーション)の活躍も期待するところですが、「キン肉マン」で育った人たちはキン肉マン世代の超人達、本作で伝説超人(レジェンド)と呼ばれる超人達の一挙手一投足に胸踊らされることでしょう。
リバイバルブームの先鞭であり最高傑作おすすめ度
★★★★★
主人公でありキン肉マンの息子である万太郎は14歳という設定で、その設定がこの作品のミソとなっている。
彼は超人としての卓越した格闘能力、身体能力を有しながら、精神的にはまだ臆病で自立心に欠けぜんぜん未熟、というアンバランスな存在として描かれており、そのアンバランスさがキャラクターとしての非常な魅力となっている。
そしてその心身のアンバランスさは、敵キャラクターや仲間キャラクターたちにも当てはまる。
ある超人は自分の醜く焼けただれた顔を憂い、人を殺して顔を剥ぎ取る悪の道に走る。
ある超人は優秀な能力がありながら、気が弱く優しすぎるせいで実戦で能力を出しきれないジレンマを抱えている。
そういった彼らの心の弱さ、言い換えれば超人らしからぬ不完全な人間らしさが、様々な秀逸なドラマを生み出していくのだ。
そういった心の弱さからの主人公たちのゆっくりとした成長が丹念に描かれていて、前作より感情移入しやすい。
また、80年代少年漫画が特有していた「熱さ」を現代にも通用する形に昇華させた名作だ。
これは単なる名作の続編だとか番外だといった類のものではない!
Battle1おすすめ度
★★★★★
「キン肉マン2世」は1998年から週刊プレイボーイ(なぜ?)に連載された「キン肉マン」の続編です。時はキン肉マンが第58代キン肉星大王に即位して28年後の世界。再び悪行超人達が猛威を降りはじめたころからストーリーははじまります。主人公はキン肉マンの息子、キン肉万太郎。親父ゆずりの情けなさと勇気をしっかりうけついでます。前作の超人達(かなり老いてはいますが)も続々登場してくるので、旧作のファンにはたまらない漫画です。その本巻、旧世代の正義超人たちが次々と倒されていく中、地球の平和はキン肉マンの息子・万太郎ら、新世代の正義超人たちに託された・・・。
キン肉マンの子供です・・・おすすめ度
★★★★★
キン肉マン、多くの人が知っているでしょう。彼は英雄だ、だがとても臆病でもありスケベでもあったりと、とても可愛らしい存在だ。そんなキン肉マンの子供のキン肉万太郎の物語である。
万太郎は初代のキン肉マン同様臆病でスケベな14歳で、格闘技なんかやらないで平和に育ってきた、しかしそこに悪行超人が現れて、かつての英雄キン肉マンの子供である万太郎にも魔の手が襲い掛かる、そこでキン肉マンはキン肉一族に伝わる火事場のクソ力を発揮し悪行超人を倒したのである。そんな万太郎の姿に世界中の超人が悪行超人を倒す為に立ち上がるという物語で、万太郎は戦いの中で友との友情に目覚めたりとキン肉マンとしての万太郎の成長を描いている物語でもある。
キン肉マンを知っているなら是非みて欲!!しい作品です。
はっきりいって、すさまじい出来です。
おすすめ度 ★★★★★
非常に素晴らしい一品だと思います
。これを知らずして新しい時代のエンターテイメントは語れません。
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。