坂の上の雲 第3部 ブルーレイBOX [Blu-ray]
レビューをされている方の意見の中で、この「坂の上の雲」の主題が「オプティミズム」であると言われている方が、いらっしゃいましたが、僕も全く持って、その通りだと思います。そして、今の時代、このテのドラマで、スケール感や脚本の充実度、俳優陣の豪華さ&演技力などなど、色々な部分で満足しようと思うのならば、予算が潤沢にある(笑)NHKでないと無理なのだなということが、あらためてよく理解できました。一般的にドラマと映画を比較するのは、無理があるのは百も承知ですが、ヘタをすると、今の日本の映画界であれば、今回の「坂の上の雲」に対抗できる映画は、製作できないかも知れません(笑)
NHKスペシャルドラマ 「坂の上の雲」 オリジナル・サウンドトラック 総集編
小説のファンでもあり、映像化されたドラマのファンでもあります。
「坂の上の雲」の世界観が良く表現されているうえ、音楽要素が満載の楽曲ぞろいでした。
CDを聞きながら、もう一度、小説を開いています。
特に、「本日、天気晴朗ナレド波高シ」と「日本海海戦」は逸品です。
リズムと和声、それぞれの楽器の存在感はは素晴らしい。
「坂の上の雲」の世界観が良く表現されているうえ、音楽要素が満載の楽曲ぞろいでした。
CDを聞きながら、もう一度、小説を開いています。
特に、「本日、天気晴朗ナレド波高シ」と「日本海海戦」は逸品です。
リズムと和声、それぞれの楽器の存在感はは素晴らしい。
坂の上の雲 第3部 DVD-BOX
日本のドラマは久しく「つまらない」と言われてきたが、まだまだ捨てたものではない。優秀な俳優はたくさんいるし、どこまでも頑張るスタッフもいる。それがこのドラマを見れば分かるはず。
正直、「坂の上の雲」がドラマ化されると聞いた時は不安だった。
原作が非常に優れているだけに、変なジャニーズとかアイドルを使われて、原作の名を汚されるのではないか・・・と。
どうやら、杞憂に終わりました。
壮大な演出と、素晴らしい演技、優れた台本
最高でした。
正直、「坂の上の雲」がドラマ化されると聞いた時は不安だった。
原作が非常に優れているだけに、変なジャニーズとかアイドルを使われて、原作の名を汚されるのではないか・・・と。
どうやら、杞憂に終わりました。
壮大な演出と、素晴らしい演技、優れた台本
最高でした。
Russo-Japanese Naval War 1905: Port Arthur (Maritime Series)
日露戦争は本来自分のカバーしている領域ではありませんが、MMP(Mashroom Model Publication)のファンなので購入してみました、本書は旅順要塞陥落までを海戦の面から時系列的に追ったものです。
但し、陸戦もアウトラインだけは追うよう配慮されています。
この本で伺われるのは旅順のロシア太平洋艦隊も巡洋艦以下の軽艦艇は比較的日本海軍との交戦機会があったようでまた日本陸軍が要塞に迫った時期の火力支援では戦艦レトウィザンまで出撃させたようです。
また本書の著者は黄海海戦でのヴィトゲフトの指揮ぶりを日本側にT字隊形を取らせないよう艦隊を機動させた点、と砲撃を三笠に集中した点で評価しているのは興味深いです。それで東郷提督も追撃を諦めようとした頃、旗艦チェザーレヴィッチが艦橋に被弾、ヴィトゲフト以下幕僚は装甲司令塔に入らず艦橋で指揮していたため戦死し、その次の被弾で操舵機構に損傷を負って左舷側に舵を切る形になって後は省略しますが、皆さまご存知の通りの結果になったという状況説明が行われています(昔見た日本海海戦の映画では三船敏郎演ずる東郷元帥は装甲司令塔で指揮するのを潔しとせず艦橋で指揮するというシーンがありましたが、映画が史実なら逆に日本側の司令部が壊滅というケースもあったのではと慄然とします)。
本文は101頁で纏められており、本来なら時系列的には収録しても良いウラジオストック艦隊の行動には余り頁が割かれておらず(申し訳ありません続巻のBattle of Tsushimaでカバーしていました2011.12.9追記)、残りの頁は日露雷撃成績や日本艦のリスト、日本海軍軍艦の右舷側側面図(巡洋艦以上は1/500、駆逐艦・砲艦は1/350)資料関係に使われており、未掲載の露側の資料はVol.2のTsushimaに収録されるのだと思います。
尚、本書は大日本絵画社より日露海戦1905〈Vol.1〉旅順編として翻訳が出ていますが、表紙の装丁がかなり変わっており戸惑うかもしれません。
但し、陸戦もアウトラインだけは追うよう配慮されています。
この本で伺われるのは旅順のロシア太平洋艦隊も巡洋艦以下の軽艦艇は比較的日本海軍との交戦機会があったようでまた日本陸軍が要塞に迫った時期の火力支援では戦艦レトウィザンまで出撃させたようです。
また本書の著者は黄海海戦でのヴィトゲフトの指揮ぶりを日本側にT字隊形を取らせないよう艦隊を機動させた点、と砲撃を三笠に集中した点で評価しているのは興味深いです。それで東郷提督も追撃を諦めようとした頃、旗艦チェザーレヴィッチが艦橋に被弾、ヴィトゲフト以下幕僚は装甲司令塔に入らず艦橋で指揮していたため戦死し、その次の被弾で操舵機構に損傷を負って左舷側に舵を切る形になって後は省略しますが、皆さまご存知の通りの結果になったという状況説明が行われています(昔見た日本海海戦の映画では三船敏郎演ずる東郷元帥は装甲司令塔で指揮するのを潔しとせず艦橋で指揮するというシーンがありましたが、映画が史実なら逆に日本側の司令部が壊滅というケースもあったのではと慄然とします)。
本文は101頁で纏められており、本来なら時系列的には収録しても良いウラジオストック艦隊の行動には余り頁が割かれておらず(申し訳ありません続巻のBattle of Tsushimaでカバーしていました2011.12.9追記)、残りの頁は日露雷撃成績や日本艦のリスト、日本海軍軍艦の右舷側側面図(巡洋艦以上は1/500、駆逐艦・砲艦は1/350)資料関係に使われており、未掲載の露側の資料はVol.2のTsushimaに収録されるのだと思います。
尚、本書は大日本絵画社より日露海戦1905〈Vol.1〉旅順編として翻訳が出ていますが、表紙の装丁がかなり変わっており戸惑うかもしれません。