中国悪妻残酷伝 (まんがグリム童話)
藤田 あつ子さんの煌如星シリーズが好きだったので、購入しました。
が、掲載時はこの雑誌を読んでいませんでしたが、同誌で以前読んだ「金瓶梅」の印象が強くて…。
『藤田さんがあんなエロエグを?!w』と、期待半分・心配半分で読んでみました。
結果、掲載誌のタイトル通りな「ほんとうに怖い童話」で、安心したやらちょっとガッカリしたやらw
ですが、童話がしっかり藤田さん調の古代中国変換されていて。
あの世界観や画風は健在なんだと、嬉しくなりました♪
ただ、タイトルの「悪妻残酷伝」は…。
確かに悪妻からの主人公への妨害とか、古代中国の身勝手で残酷な仕打ちはありましたが…w
『そんなにオドロオドロしかったかな?』『そういうのが味なまんが家さんじゃないよねぇ』と勿体なく思います。
あと、些か急な幕引きになる話も多かったので、出来の良い話は少なめでした。
が、掲載時はこの雑誌を読んでいませんでしたが、同誌で以前読んだ「金瓶梅」の印象が強くて…。
『藤田さんがあんなエロエグを?!w』と、期待半分・心配半分で読んでみました。
結果、掲載誌のタイトル通りな「ほんとうに怖い童話」で、安心したやらちょっとガッカリしたやらw
ですが、童話がしっかり藤田さん調の古代中国変換されていて。
あの世界観や画風は健在なんだと、嬉しくなりました♪
ただ、タイトルの「悪妻残酷伝」は…。
確かに悪妻からの主人公への妨害とか、古代中国の身勝手で残酷な仕打ちはありましたが…w
『そんなにオドロオドロしかったかな?』『そういうのが味なまんが家さんじゃないよねぇ』と勿体なく思います。
あと、些か急な幕引きになる話も多かったので、出来の良い話は少なめでした。
煌如星シリーズ愛蔵版 桃花流水 (ぶんか社コミックス)
その美貌、その才智、そして何にも替え難いその公明正大清廉潔白な気質。
幼い頃に彼に出会って、中華の華とはかくあらんと幻惑されました。
煌めく星の如き彼に私の知らないエピソードがあるなんて、耐えられない!!!
そう、帯に「初コミック化作品『噂の男』を収録!」とあったので迷わず購入してしまったのです。
初出はわかりませんが、最初のエピソードから順に収録しているので、
この巻末の一編だけは年代がおそらく10年スパンで違います。
北京に帰ってからのエピソードなので奥さまも普通にメインキャラクターです。
あいかわらず旦那さんの方が美人だけどw
全編、今読んでも全然古いと感じない。
時代物というのもあるけど、如星があまりに輝かしくて、
その輝きは年月を経てもまったく色褪せないの。
ストーリーがしっかりしているのもあるし、滅んだ時代に対するそこはかとない哀愁が常に漂っているのが慕わしい。
小学生で清に時代の高官の生態に親しむって、
ホント今思うとこの一連の物語との出会いがなかったらまずありえなかったと思う。
この時代の選良、その中でもエリート中のエリートの破天荒な生活ぶりを楽しむもよし、
普通に時代物ミステリーと読むもよし、
名裁きと人情味を味わうもよし、
古き良き最後の時代の中国ともいうべき全盛期の清の文化習俗を垣間見るもよし、
今は現地で滅びた漢詩の世界にたゆたうもよし、
何通りもの楽しみ方ができる物語世界。
なんてゴージャス。
あとがきではこの物語がどうやって生まれたかとか、祥の名前は誰から採ったかとかが明かされてて、
これもファンとしてはちょっと嬉しかった。
続巻については何も触れられていないけど、
ほかにも未収録エピがあれば全部拾いつつ完全復刊して欲しいです。
王宮の飾り人形氏とかストーカー上司とか大好きでした。
再会が楽しみです。
あーでも最後の方のエピは結構悲惨な感じだったから、尻切れトンボでほっとしたような気もしてたんだな・・・
読むほうも心が折れそうで無理かもしれないけど、復刊終わったら続編も期待・・・
文官として立派に務めを果たした彼の最期を知った如星の反応が気になって仕方がない。
幼い頃に彼に出会って、中華の華とはかくあらんと幻惑されました。
煌めく星の如き彼に私の知らないエピソードがあるなんて、耐えられない!!!
そう、帯に「初コミック化作品『噂の男』を収録!」とあったので迷わず購入してしまったのです。
初出はわかりませんが、最初のエピソードから順に収録しているので、
この巻末の一編だけは年代がおそらく10年スパンで違います。
北京に帰ってからのエピソードなので奥さまも普通にメインキャラクターです。
あいかわらず旦那さんの方が美人だけどw
全編、今読んでも全然古いと感じない。
時代物というのもあるけど、如星があまりに輝かしくて、
その輝きは年月を経てもまったく色褪せないの。
ストーリーがしっかりしているのもあるし、滅んだ時代に対するそこはかとない哀愁が常に漂っているのが慕わしい。
小学生で清に時代の高官の生態に親しむって、
ホント今思うとこの一連の物語との出会いがなかったらまずありえなかったと思う。
この時代の選良、その中でもエリート中のエリートの破天荒な生活ぶりを楽しむもよし、
普通に時代物ミステリーと読むもよし、
名裁きと人情味を味わうもよし、
古き良き最後の時代の中国ともいうべき全盛期の清の文化習俗を垣間見るもよし、
今は現地で滅びた漢詩の世界にたゆたうもよし、
何通りもの楽しみ方ができる物語世界。
なんてゴージャス。
あとがきではこの物語がどうやって生まれたかとか、祥の名前は誰から採ったかとかが明かされてて、
これもファンとしてはちょっと嬉しかった。
続巻については何も触れられていないけど、
ほかにも未収録エピがあれば全部拾いつつ完全復刊して欲しいです。
王宮の飾り人形氏とかストーカー上司とか大好きでした。
再会が楽しみです。
あーでも最後の方のエピは結構悲惨な感じだったから、尻切れトンボでほっとしたような気もしてたんだな・・・
読むほうも心が折れそうで無理かもしれないけど、復刊終わったら続編も期待・・・
文官として立派に務めを果たした彼の最期を知った如星の反応が気になって仕方がない。
中国悪女伝 (まんがグリム童話)
昔の作品も読んでみたのですが、こちらのシリーズの方が落ち着いていて好みです。中国の昔の女性の、美しくおっとりした振る舞いと、その中に隠れた凄み。ほんのりとした怖さがあって、この作者さんにしか出せない雰囲気ではないでしょうか。