マン・アゲインスト・マシーン
90年代に一世を風靡したカントリーの超スーパースター、ガース・ブルックスの2001年の“SCARECROW”以来、なんと13年ぶりのオリジナルアルバム。全盛期を彷彿させるような作品ができるのか?全盛期のような歌唱がまだできるのか?などさまざまな不安を抱きながら、恐る恐るCDをかけてみた。だが、そんな心配はまったく持って論外ということが1曲目のアルバムタイトルにもなっている“MAN AGAINST MACHINE”を聴いて思い知らされた!彼はまだ生きていたのだ!アルバム全編を通して、あのガース節といえる美しいカントリーのメロディと歌唱が存分に堪能できたのだ。ブランクをまったく感じさせない美声も健在。古い友人に会えたような懐かしい感覚と、また熱いエネルギーをもらうことができ、最高の作品を世に出してくれたガース御大に感謝!感謝!の一言である。