ヒトと生き物 ひとつながりのいのち 旭山動物園からのメッセージ(日本図書館協会選定図書)
「奇跡の動物園」と呼ばれる旭山動物園の原点や、動物たちとのエピソードがつづられています。
その底流を流れるのが、「ヒトも動物も同じ地球を生きるひとつながりのいのち」であるという著者の思い。
動物園は生態系から隔絶された空間ですが、生き物たちの故郷をたどっていくと、地球が抱える問題が見えてきます。
たとえば、オランウータンの故郷ボルネオでは、ジャングルがアブラヤシの畑にどんどん姿を変えています。アブラヤシから作られるパーム油は、エコな洗剤や、食品として私たちの暮らしを潤しています。その陰で、野生動物たちは絶滅の危機に……。
地球の問題は、結局は私たちヒトの生き方に行き当たるのですね。
たとえ小さな一歩でも、自分たちにできることを始めよう――そんなメッセージが伝わってきました。
その底流を流れるのが、「ヒトも動物も同じ地球を生きるひとつながりのいのち」であるという著者の思い。
動物園は生態系から隔絶された空間ですが、生き物たちの故郷をたどっていくと、地球が抱える問題が見えてきます。
たとえば、オランウータンの故郷ボルネオでは、ジャングルがアブラヤシの畑にどんどん姿を変えています。アブラヤシから作られるパーム油は、エコな洗剤や、食品として私たちの暮らしを潤しています。その陰で、野生動物たちは絶滅の危機に……。
地球の問題は、結局は私たちヒトの生き方に行き当たるのですね。
たとえ小さな一歩でも、自分たちにできることを始めよう――そんなメッセージが伝わってきました。