英国フォーク最大のキーパーソン、サンディ・デニー1971年発表のファースト・ソロ。

聴き手を包み込むような、憂いに満ちた彼女の歌声は僕の耳から身体の隅々まで染み渡っていきます。

一体何べんくり返し聴いたことか。

聴く者の心をとらえて離さないのは彼女の表現力の豊かさによるものでしょうか。

英国文化の伝統の重みを背負い込み、それを未来に生きづくものとすべく新しい時代の音楽に溶け込ませる、そんな困難な使命を果たす為に音楽の神は彼女を選んだのかもしれない。

　リチャード・トンプソン(g)をはじめ、バックの演奏も聴きものです。

ＸＴＣの情報を載せる音楽雑誌が少ないですね。
もっと彼らを評価して頂きたいって思っている人は、多いと思うんだけど・・・。

今はなきサンディ・デニーのボックスセット。フェアポート時代からソロまで名曲ぞろい、サンディの素晴らしい歌声が充分堪能できます。